テーマ:幸せ体質になる(83)
カテゴリ:健康の話
『免疫系』についてこんな話を聞いた。
ある人が骨折をして、治療のため長い間金属のボルトを体内に入れていたところ、長年悩んでいた『花粉症』が治ってしまったというのだ。 『花粉症』は免疫の過剰反応によって引き起こされる症状だ。 本来、体に害を及ぼすような異物が、体内に侵入しようとしたときに、鼻水や涙によって水際で阻止する免疫作用が、何らかのきっかけで、花粉や埃などの体内で処理できるものに対しても過剰反応してしまうのが花粉症だ。 いったんそういう事例が認められてしまうと、なかなか修正が効かない。 『花粉症』産業が生まれるほど、その治療は容易ではない。 それが、何故治ったかというと、金属のボルトという、巨大異物が体内に侵入したことにより、全免疫系がその排除のために集中し、花粉などの細かい異物は無視されるに至ったということだと考えられる。 戦争が始まると、細かいもめごとは気にならなくなるのと同じだ。 『花粉症』にお悩みの方に朗報となるや否や。 等と考えていたら、もう一つこんなことが。 高校生の息子が腰の痛みが引かないからと、近所の鍼灸師に治療していただいた。 その鍼治療が『置き鍼(皮内鍼)』という、小さな鍼を刺したまましばらく放置するというものだった。 息子の腰の辺りにS字に丸い絆創膏が貼ってあった。 そこに鍼が刺しっぱなしになっているという。 昔、関取がやっていたのを見たことがあるが、これだったか。 こんなものをして相撲を取って痛くないのかなあ。 で、ふと気がついた。 『置き鍼』も金属の異物である。 きっと今、息子の免疫系は、この異物排除のために総がかりで免疫力を高めているはずだ。 『鍼』が治療になるというのはこういうことなのか。 で、さっきの話に戻ると、『置き鍼』も、異物であるなら、金属ボルト同様に『花粉症』に効果があるのではないか、という仮説が成り立つのだ。 残念ながら息子は『花粉症』ではないので、立証できない。 どなたかお試し下さい。
『免疫力』については、最近こんなこともわかった。 『抗がん作用』についてだ。 がん治療の方針は大きく3つある。 1、手術。2、抗がん剤。3、放射線。 この手段によらないものを『代替治療』という。 温熱療法やリンパ球療法、尿療法などがあるが、多くは健康食品。 中でも、きのこ類がやたらに多い。 アガリスク、メシマコブ、サルノコシカケ、霊芝、舞茸、シメジ、椎茸、カワラタケ... 思いつくだけでもまだまだある。 それぞれの健康食品は自分のものが特殊なきのこだと謳っているが、これだけあればきのこ類全般に効果があると考えても良いだろう。 いったいきのこの中の何の成分に効果があるのかと、それぞれの成分の共通項を探ってみると、『βグルカン』という物質に遭遇した。 これはなにかというと、『植物繊維』の一種だ。 木や草の繊維質の部分で、ファイバーとかセルロースとも言う。 植物繊維を取ればお通じが良くなると、他の健康食品の宣伝で見たことがあるだろう。 これが、『がん』にも効く。 なぜかというと、繊維質は栄養素ではないために、体内では異物と判定される。 異物に対しては極力排泄に向かうので、腸の蠕動が活発になり、当然お通じの一躍になる。 そして『免疫系』も異物退治のため活性化する。 具体的には『白血球』が増加する。 サミット開催のために警官が街に溢れているようなものだ。 必然、様々な犯罪も摘発される。 がんも発見され、総がかりで検挙されることになる、...はずだ。 理屈としてはこういうことになる。 『がん』は常に生まれている。 それを白血球が見つけては退治している。 何かの偶然で、発見を逃れた『がん』が増殖し、病気となる。 ゆえに『がん』を防ぐには、『免疫力』を上げることが重要だ。 そこで『植物繊維』、とりわけ『きのこ類』は有効である。 それで皆さんきのこを食べましょう、そいう結論になった。 P.S. だったら『花粉症』に『きのこ類』はどうだろうか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年05月21日 14時04分52秒
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