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《 幸せのひろいかた 》  フェルトアート・カントリー木工 by WOODYPAPA

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2011年03月25日
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カテゴリ:原発
 

TBSラジオ『小島慶子・キラキラ』の中のコーナーで、僕の尊敬する、アメリカ在住映画評論家・町山智浩氏が、原発事故についてコメントをしている。

ボッドキャストはこちら

http://podcast.tbsradio.jp/kirakira/files/20110318_machiyama_pate.mp3

この中でリクエストした、RCサクセションの曲が『SUMMER TIME BLUES』

忌野清志郎が、悪性リンパ腫で命を落としたのが、一昨年の5月。

放射能でガンになりたくねえと歌いながら、結局ガンに散ってしまった。

この曲は1988年、東芝EMI(現・EMIミュージックジャパン)から発売する予定が、"反原発"を扱った内容のため親会社の東芝からクレームがつき発売中止になり、レコード会社を変えてようやく発売にこぎつけたカバーアルバム『COVERS』の中の問題(?)作。

オリジナル歌詞: E. Cochran & J. Capehart
替え歌詩: 忌野清志郎

暑い夏がそこまで来てる
みんなが海へくり出していく
人気のない所で泳いだら
原子力発電所が建っていた
さっぱりわかんねえ、何のため?
狭い日本のサマータイム・ブルース

熱い炎が先っちょまで出てる
東海地震もそこまで来てる
だけどもまだまだ増えていく
原子力発電所が建っていく
さっぱりわかんねえ、誰のため?
狭い日本のサマータイム・ブルース

寒い冬がそこまで来てる
あんたもこのごろ抜け毛が多い (悪かったな、何だよ)
それでもテレビは言っている
「日本の原発は安全です」
さっぱりわかんねえ、根拠がねえ
これが最後のサマータイム・ブルース

(
原発という言い方も改めましょう。
何でも縮めるのは日本人の悪い癖です
正確に原子力発電所と呼ぼうではありませんか。
心配は要りません)

あくせく稼いで税金取られ
たまのバカンス田舎へ行けば
37個も建っている
原子力発電所がまだ増える
知らねえ内に漏れていた
あきれたもんだなサマータイム・ブルース

電力は余ってる、
要らねえ、もう要らねえ

電力は余ってる、
要らねえ、欲しくない

原子力は要らねえ、
危ねえ、欲しくない

要らねえ、要らねえ、欲しくない
要らねえ、要らねえ、

電力は余っているよ
要らねえ、危ねえ、

東芝が圧力を掛けたのは、原発の原子炉の製作に携わっていたからだ。

今回の福島原発事故の様子が、当初日本のマスメディア経由では正確に伝えられなかった。

"東京電力"が新聞テレビの大スポンサーだったからだ。

NHKだけは爆発の映像など早くから公表していたようだが、民間系のメディアは横並びに真実を伏せていた。

スポンサーの縛りを受けた報道は、もはやジャーナリズムとは言えない。

政府の発表に質問をぶつけない"記者クラブ"も国民の知る権利を妨害している。

原発事故が世界に発信された瞬間に、一斉に国外避難を始めた外国人の行動を見れば、国内と世界とのニュースの内容に隔たりがあったのは歴然である。

中国や北朝鮮の報道規制を非難していながらこの有様である。

日本は民主主義国ではなかった。

それでも中国・北朝鮮のトップは、公表しないだけで、実際はかなりの情報量を持っているはずだ。

日本の問題は、トップに情報が集まらないということだ。

縦割り行政の弊害で、情報が途中でストップしてしまう。

面子なのか、知恵のなさなのか、自分の足元しか気を配らない奴が途中にいて、事なかれ主義で情報を握りつぶす。

新聞テレビのみで情報を得ている人と、インターネットやツイッターから情報を得ている人とでは、量・質ともかなりの差がある。

菅直人がツイッターをやっていれば、いち早く災害のスケールが伝わり、対処方法が変わっていたはずだ。

情報収集能力の差で、多くの人の命が潰えてしまった。

 

ハリソンフォード主演映画『K-19』のあらすじはこちら

http://movie.goo.ne.jp/contents/movies/MOVCSTD2484/

2002年公開の映画で、恥ずかしながら僕は知らなかった(結婚後の生活の変化で、’90年以降の映画はほとんど見なくなってしまった)。

実話であった1961年の事故についても知らなかった。

5歳の時のことなのでリアルタイムでは知る由もないが、たとえ後に知ったとしても、ソ連ならではの杜撰な事故、という印象しか残らなかっただろう。

原子力について、いつのまにかフィルターが掛けられてしまっていた。

事故の修理に当たった8人は、一週間以内に全員被爆により死亡した。

原子炉事故は、間違いなく人を殺す。

どんなに最善の努力をしたところで、いったん事故を起こせば、確実に多くの人の命が失われる。

調べてみると、原子力潜水艦K-19はこの事故の後も、69年72年91年と事故を起こし続けていた。

そのたびに地球規模で危機を迎えていたわけだ。

ソ連という情報操作の国の出来事であり、また“反原子力”運動に使われかねない内容であったため、封印された歴史だったのかもしれない。

ちなみに監督のキャスリン・ビグローは昨年のアカデミー賞レースで史上最高収益の『アバター』を振り切り、『ハートロッカー』で作品賞・監督賞以下6部門を制した。

ちなみに『アバター』の監督のジェームズ・キャメロンは元夫。






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最終更新日  2015年03月10日 15時04分41秒
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