テーマ:原発を考える(30)
カテゴリ:原発
「制服向上委員会」という老舗アイドルグループの新曲である。 作者は発表されない歌詞は以下の通り。
『ダッ!ダッ!脱・原発の歌』 それはそれは とても許せないお話
「制服向上委員会」は、1992年結成で、97年の「モーニング娘」よりも歴史がある。 こんな時にアイドルが便乗して、と思われるだろうが、ストーカー法制定のための著名運動や、地デジ化反対キャンペーンを張るなど、これまでも社会貢献活動を行ってきたグループなんだそうだ。 噂によると、この新曲公開をめぐってさる筋からメンバーの保護者に圧力が加わり、脱退者が出たという。
菅首相が「脱原発」宣言をした。 もともと市民運動政党の「社民連」出身議員なので、この方向に不思議はない。 なのに選挙目当ての迎合だと非難されている。 身内の民主党は困惑し、自民党はポピュリズムだと批判する、一方、共産党と社民党は絶賛した。 もともと民主党は国民政党が看板だったので、それでよさそうなものだが、政権を取ったとたんに、財・官に取り込まれてしまっていた。 岡田幹事長、枝野官房長官は不満たらたらであった。 菅首相に閣内の味方は、連立を組む国民新党の亀井代表だけという奇異な状態に陥っている。 脱原発宣言にあたり、知恵をつけたブレーンは誰だったのかというと、外国人ジャーナリストであったという。 日本人知識人は、バランスの上に生きているので、判断が出来なくなってしまった。 政・財・官・報癒着により、日本は北朝鮮並みの情報閉鎖国になり下がった。 東日本大震災が、第二の敗戦だといわれている。 福島原発が、終戦に導く原子爆弾だった。 ならば第二のGHQ(連合国最高司令部)も必要なのか。 アイドルが歌にするほど分かりきったことが、政府が行うには尋常ならざる妨害が入る。 後に振り返ったとき、現在の状況は複雑怪奇であったと思うだろう。 戦後の高度成長路線に変わる、新しい価値観が生まれる年になるのかもしれない。
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最終更新日
2013年07月21日 08時50分39秒
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