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《 幸せのひろいかた 》  フェルトアート・カントリー木工 by WOODYPAPA

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2012年09月25日
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カテゴリ:原発

 

ネットでは有名な反原発コントシリーズ。

 

原発をテーマにする記事は久しぶり。

http://plaza.rakuten.co.jp/sontiti/diary/201110280000/

約1年前だが、あれからも原発に関しての僕の意見はまったく変わっていない。

ただ、原発に関して書いていると、非常に不愉快になり、健康上も芳しくないと考え、ブログにあげるのはしばらく止めていた。

それで心と体の健康と言うテーマに戻っていたのだが、最近また状況がひどくなってきた。

 

この一年間で、原発に関する行政は、民主党のブレまくりで右往左往した。

「脱原発」といったかと思うと、大飯原発を再稼動し、「30年代に原発ゼロをめざす」といいながら大間と島根の着工済み工事は継続という矛盾。

その「原発ゼロ」の閣議決定が出来なかったのは、アメリカからの圧力だったと東京新聞にすっぱ抜かれた。

 

今困っているのは、次の選挙で「脱原発」の意思を示そうと思っているのだが、脱原発を掲げている政党がない。

自民党の総裁選立候補者の5人は口を揃えて推進派。

橋下・維新の会が、立ち上げ当初は脱原発をうたっていたので入れるつもりだったのだが(TPP参加には反対だけど眼をつぶって)、いつの間にか言葉を濁し始めている。

思うに選挙後の自民党との連携の話が始まっているのだろう。

しょうがないから選挙目当ての人気取りで、口先だけでも「原発ゼロ」といった、民主党に入れるしかないかと思ったらやっぱり嘘だった。

野田佳彦という人は、嘘をつくことに何の葛藤もない。

http://www.youtube.com/watch?v=y-oG4PEPeGo

民主党議員の中には、本当に脱原発を目指している人もいるはずだと思っていたのだが、代表選で脱原発を宣言した候補を差し置いて、大差でこの人を代表に選んだのだから同罪だ。

みんなの党のアジェンダ(公約)を読んでみたが、原発のげの字もない。

国民の生活が第一は原発ゼロを標榜しているが、小沢一郎という男は選挙のためなら、心にもないことを平気で言えるということも知っている。

とにかく、言っていることとやっていることが違う人間は信用できない。

ならば中国・北朝鮮の出先機関の社民党か共産党...?

 

選挙のことはその時に考えるとして(みんながいうほど解散は近くないと思うので)、おさらいで原発のことをまとめておこうと思う。

 

まず、本当に原発は安いのかという問題。

原発ゼロを閣議決定できなかったのは、経団連の猛烈な圧力に屈したということになっているが、なぜ経団連が原発を推進するのかと言うと、安いからだという。

原発を止めると経済が立ち行かなくなるというのは、電気代が上がると価格競争に負けるからという理由らしい。

競争が国内の問題なら、電気代値上げは同じ条件だから問題ないが、外国との競争になっているから値上げは許さないということだろう。

しかし外国との競争に負けているのは、はたして電気代の問題だけなのか?

本当に電気代値上げが理由で原発推進に動いているなら、工場の自家発電に援助をしてあげればいい。

自前で発電できれば電気料金の値上げは関係なくなるし、余剰電気を買い取ることで設備費をちゃらにすればまったく負担がかからない。

 

そもそも原発の発電費用が他の方法より格段に安いというのは、今ある原発施設で在庫のウランを使って発電する費用だけを計算した場合で、原発施設の建設費用や地域の補償費や使用済み核燃料の処理費や廃炉の費用を加えて計算すれば、どの発電方法よりも高い発電費になる。

さらに事故の補償を加えればさらに高くなるし、使用済み核燃料の最終処理費や廃炉費は、実際いくらになるか見当もつかない額なのだ。

先月政府の資料で、「原発をゼロにすると電気代が3万円」になるという数字が発表されたが、よく見ると、

ゼロシナリオ:24,030~30,612円/月

15%シナリオ:23,800~28,200円/月

となっていて、230~2412円の違いでしかない。

努力しだいでは変わらないとも読める。

さらに使用済み核燃料の最終処理費がどれだけ膨らむかわからない状態では、即刻止めるほうが安く済むかもしれないのだ。

 

そして、その最終処理の費用はおろか方法も決まっていないというのが最大の問題だ。

原発は「トイレのないマンション」とよくいわれていたが、まさに部屋に汚物が流れ出ている状態なのだ。

どんなに日本の原子力科学技術が優れていて、絶対事故を起こさない原発を作ることができたとしても、使用済み核燃料の処理ができなければ、放射性物質で日本はいっぱいになってしまうし、もうそうなりかけている。

実際に、日本中の原発の使用済み核燃料プールはもういっぱいで、本当のところ再稼動がしたくても数年で限界になる。

原発推進派は自然エネルギーの将来を、確実なものにできる保障がないと否定するが、原発こそ放射性物質の処理の確実な方法のないまま突き進んでいたのだ。

発電コストが問題なのではない。

とにかく原発は止めて、廃炉をすすめ、自然エネルギーへのシフトを急がねばならない。

廃炉にしても、自然エネルギーにしても、日本人の技術は生かされ、新しい産業を呼び、世界に貢献もできるはずだ。

ということはかなり多くの人が思っていることなのだが、何故そうならない。

見えない力が働いていると思わざるを得ない。

 

 






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最終更新日  2013年07月21日 08時27分34秒
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