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《 幸せのひろいかた 》  フェルトアート・カントリー木工 by WOODYPAPA

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2018年07月20日
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カテゴリ:サッカーの話



約1か月にわたり、サッカーマニアもにわかサッカーファンも楽しませてくれた「FIFAワールドカップ・ロシア大会」が終わりました。

日本代表の戦前の予想は3連敗でしたが、ふたを開けるとなんと2年ぶりの予選突破を成し遂げました。

とはいえ、予選リーグ3試合を精査してみると1勝1分1敗で、しかも勝ったコロンビア戦は開始早々相手のハンドでPK獲得+レッドカードで相手選手退場という、想定外のアドバンテージを得た結果での勝利でした。

結局日本が勝ったのはこの一人少ない相手のコロンビア戦だけで、3戦目のポーランド戦は負けているのに、2位を争うセネガルよりイエローカードが少なかったという優位があり、負けたままでもよかったというこれもめったに見ない幸運に恵まれた展開でした。

今年の日本が本当に強かったのか疑問の残る予選リーグでしたが、ノックアウトステージのベルギー戦は見事な戦いでした。

優勝候補であり、実質一番強かったと思われるFIFAランキング3位のベルギーに、もう少しで勝てそうな展開だったのです。

あの試合は後世に語り継がれるでしょう。

そんなこんなも含めて、この大会を総括して、思ったことを記録に残しておこうと思います。



1.ゴールキーパーは、なんで川島?

僕は子供がサッカークラブにいたとき、お父さんチームでゴールキーパーをしていました。

ということで、サッカーの試合を見るとゴールキーパーが一番気になるのですが、今回のゴールキーパーは川島ではないと思っていました。

川島永嗣は日本代表の経験も豊富でいい選手ですが、今大会でのパフォーマンスは明らかに劣っていました。

それは大会前の練習試合からダメでした。

西野ジャパンの初戦、日本での最後の壮行試合であるガーナ戦ではフリーキックを決められ、不用意な飛び出しから相手を倒しPKを取られています。

2試合目アウェーのスイス戦では、スローインを相手に取られてロングシュートを受けたり、出足の遅さで再三危機を迎えました。

年齢的というより、コンディションに何か問題を抱えているように見えました。

他に優秀なキーパーがいないのならまだしも、ブラジルオリンピックで活躍したレイソルの若き守護神中村航輔がいます。

ガンバの東口順昭も、高槻出身で地震災害の故郷のために頑張る気満々でしたし、はっきり言って今回の川島だったら誰が変わってももっといいプレイをしてたでしょう。

実際に3戦目のパラグアイ戦は、二人ともそこそこいい動きをして勝利しました。

日本は結局W杯で4試合を行うのですが、川島は1、2、4戦で致命的なミスをして失点してます。

ゴールキーパーというポジションで、こんなにミスをした選手を知らない。

僕はキーパーを見る時、見慣れている鹿島アントラーズの曽ヶ端の動きやポジショニングでゲーム展開の予想をしていますが、彼だったら3つとも失点になっていないでしょう。

スペインのデ・ヘアやフランスのウーゴ・ロリスもあり得ないミスをしましたし、アルゼンチンのカバジェロに至っては小柳ルミ子に罵倒されるほどのミスをしました。

W杯という特殊な緊張のなせるミスなのかもしれません。

それを考慮しても、さらには経験を重視しての選考であの結果なら、やっぱり川島ではなかった。

もちろん選んだ西野監督に責任があるわけです。

勝っているときはメンバーを変えづらいものですが、3戦目のポーランドには負けたのですから、ノックアウトステージは思い切って変えることができたはずです。

そうしたら、ベルギー戦の1点目はなかったでしょうから逃げきれて、ベスト8のミッションは達成できました。

他の選手のパフォーマンスが良かっただけに、非常に残念でした。


2.ベルギーは素晴らしいチームだった

優勝はできませんでしたけど、今大会の最高のチームはベルギーだったと思います。

個々の選手の能力がずば抜けているうえに、チームの意思統一も完璧で、日本戦の終了間際の高速カウンターは強烈でした。

準々決勝のブラジル戦は特に強烈な一戦でした。

ブラジルの凄さも思い知らされました。

運よく日本が進んで対戦していたら、川島だったら5点はとられていました。

ゴールキーパーのクルトワは今大会NO1だったと思います。

攻撃の核となったアザールもデブライネもルカクも最高の選手でした。

ムニエもシャドリも他の選手も、監督もすべて素晴らしかった。

負けて悔いなし。

日本代表はベルギーをお手本にしてチーム作りをしていけばいいと思います。

香川がアザールになり柴崎がデブルイネになり大迫がルカクになる。

かなり高いハードルだが。


3.メンバーに入れてほしかった、中島、井手口、浅野

開幕2か月前に急遽監督になった西野朗監督でしたが、メンバー選出にはサプライズはなく、経験者を重視した編成となりました。

南アフリカ大会から選ばれている本田、長谷部、岡崎、川島、吉田、香川(予備メンバー)というベテラン選手を中心に選んでいます。

これを見ると、ハリルホジッチがこれらの中で落とす予定だった選手が、監督交代によって協会の思惑で復活したのかと思わざるを得ません。

この三人を入れると外されるのは、中島は乾か宇佐美か本田、浅野は岡崎か武藤か本田、井手口は大島か長谷部か柴崎。

確かに難しい選択になります。

メンバー決定の前は、どうせダメなんだから、本田、岡崎、長谷部のベテランを外して若手に経験を積ませる方がいいのではと思っていました。

直前練習試合を見ても、負傷あけの乾、岡崎、長谷部と調子の上がらない本田が落選候補と思っていました。

実際は乾と本田は活躍したので結果的には正解だったのですが。


4.ハリルホジッチだったら

西野監督が選んだのはすべてハリルホジッチが選んでいたメンバーであったので、変わったのは戦術ということになります。

でも、中盤でボールを奪取して縦に速い攻撃を目指すという戦術はそのままでした。

ザックジャパンのボールを保持する「自分たちのサッカー」の復活はなかったのでそこは良かった。

監督交代はチームの雰囲気が悪かったからと伝えられていますが、南アフリカの時はもっとひどかったといいますから、チームの雰囲気と勝敗は一致しないとも言えます。

今回も初戦を勝てたからよくなっただけで、負けてたらかつてないほどのひどい雰囲気で終わっていたでしょう。

もし、コロンビア戦のハンドがなければPKの得点もなく、単純計算で結果は1-1の引き分け。

すると最終結果は、2引き分け1敗となり、予選リーグ敗退でした。

ポーランド戦の最後のパス回しを必死で攻めて、1点取れたとしても3引き分けでやっぱり敗退。

そこに感動が生まれたかどうかはわかりません。

西野監督とあの選手と戦術では、あれが最高のパフォーマンスでした。

3引き分け~3敗が今回の西野ジャパンの実力だったといえます。

もし、ハリルホジッチだったら、本番でどんなスペシャルな戦術を繰り出したかと思うとちょっと残念な気がします。

まあ、サッカーはそんな単純なものではないとは思いますが。


4.柴崎・大迫・昌子に感謝

鹿島アントラーズの選手が活躍しました。

これに植田も出てればよかったですが、麻也が負傷しなかったのでしょうがない。

ちなみにベルギー戦で、フェライニが入ってきたタイミングで長谷部に代えて植田を守備固めに入れていれば、あの試合は勝っていました。

すべて結果論ですが、それでベスト8達成でした。

それでも大迫はセネガル戦で半端ないヘディングを決めましたし、柴崎もセネガル戦の乾の得点につながる長友へのロングパス、ベルギー戦の原口に出したスルーパスはクルトワから得点を取ることにつながりましたし、昌子も世界レベルで通用していました。

これからの彼らの戦いにも希望が持てました。

ということでは、よかったです。


5.VARで悲喜こもごも

最後に今大会から採用された「VAR(ビデオ・アシスタント・レフリー)」。

特に批判もなく今後も大きな大会では使われる方向になるでしょう。

足が遅くてポジショニングの悪いレフリーによるミスジャッジで泣かされてきた過去から、やたら細かい偶然のファールまでチェックされる時代に変革するということ。

どっちみち運不運に付きまとわれますが、機械のやることのほうが、人間のミスジャッジより納得するということがわかりました。

日本は特に左右されませんでしたが、優勝国のフランスは再三助けられていました。

VARなしには今大会のフランスの優勝はなかったでしょう。






監督が 変わって何が 生まれるか 所詮選手が 戦うのだから

神様が くれた勝利を 大切に 望みが叶う リーグ戦突破

ベテランが 支えるチーム 西野ジャパン 未来に向けて 蓄えはなし

サッカーを 四年ごとに見る にわか通 集団心理で 盛り上がる夏

それほどに 強かったわけじゃ ないけれど 結果を見れば まあよかったロシア

日本の良さ スタンド掃除 フェアプレイ ロッカールームも きれいに感謝

柴崎の そこを通すか スルーパス 今大会の 最高のゴール

四年後は 監督変わり 選手も変わる 日本も変わり 世界も変わる

生きている うちに何回 見られるか ワールドカップも オリンピックも

ドーハから 四半世紀が 過ぎ去って 新たな歴史 刻め若者





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最終更新日  2018年08月02日 21時11分11秒
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