カテゴリ:古物(ノート)PC
今日は早めで帰宅は18時。
GPUとRAMをヒートガンで炙ってみたけど、画面表示が復活しなかったLenovo Legion Y7000 (Core i7 9750H 2.6GHz, メモリ16GB, SSD 512GB, グラフィックス NVIDIA GeForce RTX2060)ですが、ヒートガンの温度調整と炙る時間が最適化されていなかったと思われます。 まず、ヒートガンの先端にノズルを付けていなかったために温度が上がりにくかったことが考えられます。そこで、ヒートガンの先端に先細り型のノズルを付けました。 ヒートガン先端にノズルを付けた 次にヒートガンの設定温度と実際に半田が溶けるときの関係を調べるために、もう使わないノート用1GBメモリモジュールからBGAなRAMチップを外すのに必要な設定温度と時間を調べました。 メモリモジュールからBGAチップを外した これにより、設定温度450℃で20秒ほど炙るとBGAチップが外せることが分かりました。っちゅうことは、ヒートガンで炙って半田が溶けるのも大体同じ時間やろうっちゅう結論にしました。(^^; ヒートガンでGPUとGPU周辺のRAMを炙るのはヒートガン設定温度450℃で約20秒と決めたので、あとは実行あるのみです。あ、もちろん、これは私の持ってるヒートガンでの話なので、同一条件で炙ってもうまくいかない可能性大です。(^^;; さらに GPU 全体を覆っていたカバーも外してGPU全体をまんべんなく炙れるようにしました。 アルミホイルで養生したGPUとRAM周辺 アルミホイルで余分なところが過熱されないように養生して、いよいよヒートガンで炙ります。 まず450℃設定にして熱風を別の方向に向けて出して温度が安定した頃に基板の上空15cmぐらいから円を描くようにだんだん近づけていきました。まずはRAMから、っちゅうことで、6個あるRAMをそれぞれ20秒ぐらい炙りました。続いてGPUですが、面積が広いのでどうしても一部しか熱風が当たりません。まぁ、しゃーないので、20秒ずつぐらいで幅の1/3ぐらいを加熱していきました。最後にGPUの上をなぞるようにゆっくりと炙りました。その後、円を描くようにだんだんヒートガンを離していきました。 っちゅうことで、自分としてはかなり長い時間GPUとRAMを炙ってしまった... と思いましたが、もうやってしまったことなので仕方ないです。(^^;; 30分ぐらい自然空冷で冷ましておきました。 基板も十分冷えたので筐体に基板を戻してケーブル類を接続し、グリスを塗ってヒートシンクも装着。仮組が済んだので、230Wっちゅう馬鹿でかいACアダプタを接続しました。 馬鹿でかいACアダプタ さぁ、画面よ、出てくれ~、と祈りつつ、電源オン。 LEGIONのロゴが!! キターーーーーーーーーーーーーー!! 遂にやりました。GPUとRAMを炙ってGPUが見事復活してくれました。 UEFIメニュー Windows 11の画面 UEFIメニューもWindowsの画面も正常に表示されるようになりました。 システム情報 タスクマネージャ タスクマネージャで見ると Core i7 9750H って6コア12スレッドなんやね。GPUもしっかり認識されています。 デバイスマネージャ GPUが不調なときはデバイスマネージャ上で RTX2060 がエラーになって正しく認識されていなかったのですが、復活した今はちゃんとディスプレイアダプタとして認識されています。 っちゅうことで、ヒートガン設定温度と炙る時間の見直しで無事にGPUが復活し画面表示が正常になりました。ただ、ヒートガンで炙って直したものはまた再発する可能性が高いので、GPUにあまり負荷をかけすぎないように注意して使っていかないといけませんね。 画面表示は復活した Legion Y7000 ですが、実は他にも下記2点の不具合を抱えています。(^^;; (1) キーボードが効かない(一部キーだけ反応する) (2) CPU側のファンがちゃんと回らない(回転が渋い) 特にCPU側のファン不具合があるので、ゲームなど負荷がかかる作業はまだ控えておいた方がよいようです。キーボードもファンも手配したので入手したら交換したいと思います。 まぁ、無事に画面表示が直ってよかった。 --- 19:20 --- お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
March 4, 2024 07:21:38 PM
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