カテゴリ:日中関係
Googleアラートで、最近公開された南京虐殺についての映画がどの程度話題となっているかを見ているのですが、思っていたよりは話題になっていないようです。ニュースやプログで取り上げられる件数としては、ソニーのゲーム事件(ソニー・エンターテーメントV.S.英国教会)のほうが多いくらいです。しかもソニーのゲーム事件自体がそれほど大きなニュースではありません。
尻上がりに話題性が増してくるのかもしれませんが、出だしとしては好調とは言えないのではないでしょうか。 Xinhua(新華社)が伝えるところによると、この映画は大絶賛されており、特にロイターなどは「ドキュメンタリー映画として最高のできで、すばらしい仕上げとなっている。」 と評価しているそうです。そして今のところ、制作会社には北京から8本、上海から18本のオーダーがあったが、日本の配給会社からはまったくアプローチされていないと伝えています。 "Nanking" documentary released in China The film has received numerous plaudits including an accolade from Reuters who called it a "beautifully crafted film...(that) honors the highest calling of documentary filmmaking." Beijing's cinemas have 8 copies of the film and Shanghai has ordered 18. But so far no Japanese distributors have approached the Nanking production team to express an interest in distributing the documentary in Japan. "Our film isn't an anti-Japanese film. It is an anti-war film," said Guttentag. http://news.xinhuanet.com/english/2007-07/06/content_6338095.htm お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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過剰反応せずに、かえって、全く無視するのが一番じゃないですかね。私は、南京虐殺の映画に対抗する日本側の映画作りには反対で、かえって不利な話題を提供するだけのようにも思います。、そんなお金があれば、もっと日本の文献の翻訳に力を入れてもらいたいと思っています。確かに、田中氏、東中野氏の本は翻訳されていますが、秦氏のは、南京事件にしても慰安婦にしても訳されていませんから。
(2007年07月10日 01時36分13秒)
けんすけさん
慰安婦騒動の経験からすると、話題づくりに貢献するのが一番ダメでしょうね。静観しながら、南京の映画にどの程度の需要があるのか見極めるほうが良いと思います。今は日本政府や自民議員が何を言っても不利にしかならないので、敵、マスコミに利用されないようにノーコメントでとおすのが良策です。 (2007年07月10日 20時27分00秒) |
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