最近の俺はあんまり日本盤を買わない傾向にある。いや、ホントは多分そうでもないんだけど、EMIの、すなわちビートルズ関連やストーンズ関連の日本盤を買わないからそういう印象になっているんだろう。でも、新譜を輸入盤で買う、というパターンも結構多くなっているのは事実だ。

　今日届いたプライマルもコステロも日本盤だ。理由は先行発売だから、という程度のもので、多分輸入盤が早ければそっちを買っただろう。コステロはともかく、プライマルはどうせシングルも買うんだからボーナストラックは必要ないしね。

　折角日本盤を買ったのでライナーノーツを読んでみた。昔はライナーを一生懸命読んだモンだがな、こないだ買ったレッチリのライナーは読んだだろうか。記憶があやふやだ。

　コステロのはまあソツの無い文章。俺達がネットで無料で垂れ流してるものと大差ないが、アラン・トゥーサンとの共演の歴史（？）をおさらいしている部分に価値がある。共演に至った流れに関しては非常に理解の助けになるが、情報が少なかったとは言えそれ以降、アルバムの参加ミュージシャンについてなどの情報が弱すぎる。個人的にはギタリストの素性についてとか知りたかったのだが。まあ、付録DVDもあるしライナーはこの程度かな？及第点。

　プライマルの方は二人の文章が載っている。片方は音楽を補足するでも無く、邪魔するでも無く、まあいわゆるやっつけ仕事の普通の「ライナーノーツ」だ。それはまあ、いい。
　もう片方の清沢とかいうヤツの書いたライナー？それともエッセイのつもりか。簡単に言えば「駄文」もしくは「ゴミ」ってヤツで、更に解りやすく言えばストーンズのアルバムの日本盤についた山川健一かなんかの超三流小節、ってーかあんなクソに小節という単語を付けるのも胸糞悪いが、要するにそういうブツだ。この男、よりによってこのアルバムに関して「ストーンズですね」とか言ってたらしいがこれを聴いてストーンズとしか思えない程度の感性がストーンズ日本盤レベルの駄文を書かせたのは興味深いかもしれないがどうでもいい。俺はこいつの文章に1円でも金を支払うことになってしまった事実に腹を立てているのだ。くたばりやがれ。