ビッグ・クラブ・パニック ※ネタバレ注意
こんにちは、みち太郎8です。今回は、カニが人を襲う映画を紹介していきます。以前紹介したシャーケンシュタインの監督なので、まぁ酷い。もっとやる気出せよと思うくらいの内容になっています。カニが人を襲うという斬新な設定はいいのですが、全くもって活かしきれていません。80分くらいなので、あっさりは観れるかなと思います。そんなパニックにはならん。ネタバレ注意。フワッと紹介です。・ビッグ・クラブ・パニック画像ほどもカニ大きくないですよ。出演者は、ド素人に近い演技です。シャーケンシュタインに出てた人がチラホラ出てます。20年前のアメリカの片田舎のクラブ・クリーク。幼い少女メリッサは、池にいたカニと友達になります。メリッサの父親は、食料危機に備えて動植物を大きく育てる研究をしている学者でした。父親にカニが何を食べるのか聞くと、何でも食べるとのことで、こっそりと父親が研究している実(葡萄っぽい)をカニに食べさせます。2ヶ月後、父親の研究していた液体が溢れてしまい、大爆発(雑な扱い方だしな)。メリッサの父親と母親は亡くなってしまいます。メリッサは叔父に引き取られます。20年経った現在、ある牧場で牛が殺されてしまいます。牛舎には大きな穴が空いていました。メリッサのおじさんである保安官のレイと保安官補の筋肉野郎のソニー。二人の元に、牛を殺された牧場主が捜査を頼みにやって来ます。調査の為に牧場へと向かいます。牧場の様子を見ていたレイが、地面に何かの跡である穴を発見します。地面の穴を辿っていきます。穴を辿った先には、メリッサが待ち構えていました。不法侵入だとレイとソニーに銃を構えます。牛舎が壊されて、穴の痕跡を辿って来た穴が続く所まで調べたいと説明するも、令状が無いなら入って来るなと言うメリッサ。レイは大人しく帰ろうとするも、ソニーが頑固に調べると言うと、ソニーのケツに岩塩弾を撃つメリッサ。レイは怒るソニーを連れて、穴の調査に戻ります。穴の型を取り、野生生物局へ送ります。ジェニファーという女性(B級映画の女優)がバーにやって来て、メリッサがどこにいるか知らないかマスターに尋ねます。そこにソニーがやって来て、メリッサとの関係を聞きます。メリッサは高校の時の友達だと話すジェニファー。メリッサはクラブ・クリークの街道の山小屋に住んでいると話すソニー。ソニーはジェニファーを口説こうと滅茶苦茶絡んできます。ジェニファーの体を触るソニー。怒ったジェニファーが、ソニーに肘鉄をくらわして、催涙スプレーをかけて去っていきます。メリッサが居ると言っていた山小屋を探すジェニファー。山小屋を発見し訪ねるも、誰もいませんでした。近くに衣類が散乱しており、池の方を見ると、真っ裸で踊るメリッサ。すぐにその場を離れるジェニファー。メリッサが踊り続けると、池の中から巨大なカニが姿を現します。池から戻ったメリッサを迎えるジェニファー。誰か分からないメリッサに、親友のジェニファーだと名乗ります。歓迎していない様子のメリッサにかまわず、山小屋に入り色々と話します。しかし、乗り気ではないメリッサにジェニファーは帰ろうとしますが、メリッサが引き止めます。ジェニファーがソニーを怒らせて泊まる所がないと言うと、メリッサが山小屋に泊って欲しいと言い、ジェニファーが喜びます。野生生物局のマッケンドリックが調査の為に、レイの元を訪れます。レイはあの穴の跡が何かマッケンドリックに聞きます。一回言い渋るも、無理やり聞き出すと、カニの足の跡だと話します。カニは夜に餌を食べると説明するマッケンドリック。レイとマッケンドリックは現場を見に行って、調査を行います。大きいカニの跡の他に、小さなカニの足跡も複数あると言うマッケンドリック。レイは調査の間、待っていられないとの事で、一人で足跡を追って森の中に入ります。マッケンドリックは森の中で、複数の白い皮のようなものを発見し写真に残します。目の前に巨大なカニの抜け殻がある事に気付くマッケンドリック。大きさをはかりその場から離れると、急におばさん(サリー。多分、シャーケンシュタインにも出てた人)から銃を突きつけられるマッケンドリック。調査をしている事を説明しても、私有地だから出て行け、さもないと撃つと言われてしまい、急いで走り去るマッケンドリック。デイジーと言う女性がバーへとやって来て、一杯飲んだらバーから出て行きます。バーのマスターがデイジーを車で追いかけて、家まで送ると彼女を乗せます。途中の道で無理矢理迫るマスター。デイジーが拒否して車から降ります。追いかけてくるマスターから逃げて、森の中へと入ると、森の中にいた子ガニにマスターが襲われて食べられてしまいます。子ガニはデイジーも襲おうと追ってきます。デイジーが逃げ出した先に車で通りかかった男性(スケッチ)に拾われて車に乗せてもらいます。スケッチが逃げずに子ガニを轢きまくります。走り去ろうとした車の前に立ちふさがる巨大なカニ。スケッチはカニの横を車ですり抜けて逃げます。カニは殺された子ガニを見て、悲しみ怒ります。バーで飲むマッケンドリック。そこにやって来るメリッサとジェニファー。ジェニファーがマッケンドリックと話すも、メリッサは帰りたがっていました。メリッサとジェニファーが帰ろうとすると、そこにやって来るソニー。ソニーが二人を連行しようとして、マッケンドリックが止めて喧嘩になります。メリッサも加勢して殴られて、ソニーにジェニファーがタイマンを挑みます。ジェニファーに負けるソニー。バーに急いで到着するスケッチ。デカいカニとバーのマスターが殺された話をしていたら、マッケンドリックが詳しく話を聞こうとします。マッケンドリックが案内するように言って、車に乗り込みます。主人公とジェニファーも自分の車に乗り、別方向へ。ソニーは話を聞こうとするも、皆に無視されます。メリッサは巨大ガニの事をジェニファーに話します。スケッチにお金を払って現場へと向かいます。巨大ガニが前に卵を産んだところに戻って来て、もう一度卵を産み落とします。隠れて様子を窺うマッケンドリック達。カニが去り、卵の様子を見ていると土地の持ち主のサリーが再び現れます。サリーがカニの卵の事を聞いて、卵を撃って破壊します。戻ってきたカニが破壊されて怒って、サリーに襲い掛かります。その隙に、マッケンドリックとスケッチは逃亡。サリーは家に逃げ込んで、銃に弾を詰めようとするも、家を壊して侵入してきたカニに襲われて殺されます(3Dの技術が無いのでカニは後ろ向きで隠しながら殺します)。喰い荒らされたバーのマスターの死体を見るレイとソニー。巨大ガニの足跡は、メリッサの小屋まで続いていました。レイの責任だと責めるソニー。外にいたメリッサを拘束し、ソニーに留置するように言います。ソニーがメリッサを車に乗せて保安官事務所まで向かいます。メリッサは、なんかテレパシーでカニを呼び出します。残ったジェニファーと話すレイ。レイは池は地下洞窟で繋がっており、カニが出入りしてもメリッサは気付かなかったと言います。車で道を走っていると目の前に現れる巨大ガニ。カニにぶつかって車は事故を起こします。メリッサは気絶しますが、ちょっとケガしただけのソニーはカニに狙われて逃げ出します。崖を上ると上がってこれないカニ。ソニーがカニを馬鹿にしていると、普通に登って来るカニ。逃げ回って最終的にソニーは捕まってしまい、真っ二つにされてしまいます。気が付いたメリッサの手錠を壊して、メリッサを乗せて池まで戻っていくカニ。偶然居合わせその姿を見た、マッケンドリックとスケッチはメリッサの後を追います。レイは州兵には信じてもらえないかもしれないと、まずは軍の用品を隠し持っていて過去に逮捕したことのあるオースティンという男性に電話を掛けます。仲間と武器を持ってこいと言い呼び出します。池に近道をして先に到着するマッケンドリック達。オースティンも戦車に乗って登場します。仲間も到着し、指示があるまで撃つなとレイが待機を命じます。音がしてカニとそれに乗ったメリッサが到着します。ビビッて銃乱射するモブ達。メリッサが友達だと言って、カニを撃たない様に立ちはだかります。マッケンドリックがメリッサをカニの前からどけると、レイが指示を出して皆一斉に撃ちまくります。ダメージを食らってるように見えないカニですが、池の中へと逃げ込みます。マッケンドリックはメリッサを山小屋に連れて行って、巨大カニの子供が危険だったと説明しました。そこにやって来るレイ。マッケンドリックにメリッサを連れて離れるように言います。レイが州兵の知人に話をして、池をミサイルで爆撃することが決定したのでした。レイはマッケンドリックにメリッサを託して池へと戻りました。マッケンドリックはカニの研究をしたいから、巨大カニを生かす方向で考えます。ジェニファーはカニの死体がないと皆が納得しないと話します。マッケンドリックはメリッサを町まで送るとレイに告げて、カニの脱皮した抜け殻をカニの身代わりにするために池へと運びます。小屋の反対側の池から潜りカニの抜け殻を池の底に括り付けて沈めておきます。戦闘機がやって来て、ド派手に池にミサイルを落とします。モブ達はカニが逃げ出さない様に撃ちまくります。モブの一人が挟まれますが、そこにも撃ち込まれる銃とミサイル(そのあとどうなったんや)。更に撃ち込まれるミサイルに池の中に逃げるカニ。池の中へとミサイルが入り、爆発して浮いてくる抜け殻の方。壊れたカニの抜け殻を見て、戻って来ていたマッケンドリックに死んだか確認します。カニの壊れた甲羅を持ち、死んだと告げるマッケンドリック。モブ達が祝杯をあげだします。池のほとりで休むメリッサの元へとやって来るカニ。二人は末永く幸せに暮らしましたとさ、という絵本みたいな文章でエンドです。最後、ひどいわー。やる気を投げ捨てすぎですねー。というかカニが無敵すぎて、無傷なんだが。どんな甲羅や。これはある意味で凄い作品だと思いますが、普通に駄作です。特筆すべきは巨大なカニと言うだけで、抜け殻と一緒で中身はすっからかんです。CGで出来ないからか、人を殺すときに後ろ向きになるという斬新な演出です。まぁ、出演者たちの演技も酷いので、面白くないんじゃないかと思います。それでもいいなーと興味がある人だけ観てみてください。では、また次回。