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先日、送別会の翌朝、顔にひっかき傷のようなものが何本も付いていたという話を書いた。
ひっかき傷というよりも・・・カミソリの刃で薄く斬りつけられたような細い傷であり、爪でザックリと引っかかれて皮膚と肉がえぐられたような傷ではない。 鎌イタチか・・・!? それとも、昨日の帰り際に、カミソリの刃を指と指の間に挟んで、凶器として器用に操る謎の使い手と一戦交えたか・・・!? いや・・・ひょっとしたら、グラマラスな女性にムラッと来て、 ふあぁぁぁ!! と抱きつこうとしたら、女性の爪の先がカミソリの刃のように鋭く尖っており、その爪でメッタ切りされたか・・・。 しかし、確かにおとなしく帰宅して、シャワーを浴びて、パジャマに着替えて布団の上に転がったところまでしか記憶がないので、その真相は迷宮入りである。 それにしても、その朝から人と顔を合わせるのが恥ずかしくて仕方がない。 「あれ・・・顔・・・どうしたんですか?」 「い・・・いやぁ・・・朝起きたら、付いてたんですよ!アハッ!アハハハ!」 「それ・・・どう見ても爪で引っかかれた傷ですよ!ちょっと・・・何か変なことしたんですか!?」 ・・・大体、10人中、6人がこの反応。 「なんか、猫に引っかかれたみたいな傷ですねぇ!?」 これが10人中2人。 そして、 黙って、ただ怪訝そうに見つめるだけ・・・。 これが10人中1人。 これが最も辛かった。明らかにおいらの目ではなくて、おいらの顔の傷あたりを舐めるように見て、 (昨日、相当激しい夫婦げんかをしたんだ・・・。奥さんからこんなに引っかかれて・・・気の毒に・・・。) と言いたげな、哀れみの表情で見つめられると、悲しいほど凹んだ・・・。 早く消えないか、ごしごしと消しゴムでこすってみたが、何も消えないまま今日に至っている次第だ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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