|
テーマ:ワイン大好き!(30819)
カテゴリ:建築・都市・建築家
建築学科の同窓会があった。 半年ぶりであったが、全卒業生の半分があつまり盛況であった。 話題となったのは、去る6月20日に行われた 建築基準法の改正についてであった。 耐震強度偽装事件以来、国土交通省で進められてきた 建築基準法の改正に伴い、建築設計の自由度が 強度に失われ、これからの業務と瑕疵担保に 大きな影響を与えようとしているという問題点である。 そもそも、建築構造計算上の理論値より、 マンション等の壁が多く、繰り返しの多い建物では、 実際の強度はかなり大きく、 また、構造計算上の想定により、 構造計算上の理論値がかなりの幅に広がるという 実務的な認識があるということである。 耐震強度が偽装された建物が、 早急に破壊されてしまったが、 なぜ、破壊試験を実物でやって、 固有値などの特性を検査し実証しなかったのか 国土交通省側の取り組みが問題だという。 現実に施工に携わる立場からすると、 今まではかんがえられないような100mm程度の微小の調整も 現場では出来なくなる可能性がでており、 本当に意味のある規制なのかどうか 問題であると言う。 とにかく、改正建築基準法のありかたと、 それの運用規則などのありかたについて、 不満続出で、建築の設計ができないという 議論が続出した。 このままだと、近い将来、 建築基準法の再改正または抜本的改革をする必要がある という意見が強いようであった。 国土交通省のこの問題への取り組みの 不自然さについて大きな不満が寄せられた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jul 7, 2007 03:49:05 AM
コメント(0) | コメントを書く
[建築・都市・建築家] カテゴリの最新記事
|
|