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テーマ:ワイン大好き!(30337)
カテゴリ:建築・都市・建築家
日経新聞によれば、 日本大学の奥忠武教授らは、7月9日、 植物の光合成の能力を遺伝子組み換え技術で高め、 通常より大きく成長させる実験に成功した と発表したという。 バイオエタノールなどの原料植物の増産や、 光合成能力の増加分は、 人工光合成による増加と同等であることや、 森林のCO2吸収量を増加させる事に 応用出来る可能性があるという。 研究グループは高合成にかかわるタンパク質 の一種「シトクロムc6」の遺伝子を シロイヌナズナという植物に組み込んで、 60日間栽培したところ、 遺伝子を組み込まない従来種と比べ、 背丈が概ね1.3~1.5倍高くなり、 葉の面積や全体の重量なども1.2~1.3倍に 成長したという。 この遺伝子は、もともとは、水中に繁殖する 藻類が持っているが、陸上の植物は持ってないといい、 進化の過程で失われたと見られている。 こ光合成に関わる遺伝子操作による増強で、 バイオエタノールなどの原料になる植物の大型化や、 砂漠地帯での緑化のスピードアップなどが 期待されそうである。 温暖化のスピードがあまり早すぎると効果無いかもしれないが、 そのスピードより速く、高合成を強化された植物が 普及する事が、一つの科学技術の革新的進歩に なるかもしれないと考えられる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jul 11, 2007 12:34:54 AM
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