rikaの何気ない日々の記録

昨日はカバラのクラスでした。

人間の本質というのは、習慣を繰り返してしまう事で、
その習慣から逃れるためには、その中に入り込むしかない
という話でした。

具体的に言うと、仲良くしたいと思っているのに、
どうしても喧嘩になってしまう人がいます。

喧嘩にならない様に冷静に対応するように努力しても、
やっぱり最後にはカッとして喧嘩になってしまいます。



遠ざけたところで、問題は解決しません。



一時的に辛いかも知れないけど、その中に入り込んで
潜在意識と対話をし、隠れた事実を発見すると、
辛さは次第に和らいでいきます。



自分の中の習慣という怪物に気が付いた時、
それを力で押さえつけたり、逃げようとしても、
習慣は強大なパワーを持っていて、
あっという間に絡め取られてしまいます。


その中に入り込んで、はじめて習慣の力は効力がなくなります。



その時に、自分に自問することは、２つあります。


「あの人は、どうしていつも、こうなんだろう」

そして、

「自分は、どうしていつも、そうしてしまうのだろう」


2つ目の質問の方が、1つ目の質問より効果があるのは分かりますね。

自問を繰り返すことです。
何度も何度も自問を繰り返す事です。


そして、その忘れていた習慣を思い出させるために、
そのボタンを押しに来る人がいるのです。


その問題が降りかかって来る度に自問を繰り返してください。



ほとんどの人は、それを遠ざけ、それが何かが分かる前に
一生を終えてしまいます。


自分と対話する機会を与えられたことに感謝して
プロセスを愉しみましょう。



そんな話を聞いていたら、先週の大きな動揺を思い出し、
参加者も言葉すくなでしたが、それぞれの思いがあったようで、
しばらく全員でしんみりとしてしまいました。



また、夢とルチル（儀式）についても説明がありました。


夢は無意識を意識させてくれる、強力なツールです。

たまに、気に入らない夢の結末を変えてしまう人がいますが、
気に入らない夢が何を伝えようとしているのか、
じっくりと話し合ってみる方が良いでしょう。



ルチル（儀式：瞑想など）は、一度決めたら毎日続けることが大切です。

新しい事に次から次へと乗り換えていると、
いつも初めから作り直しているのと同じです。

自分に合ったルチルを探す事は、チャレンジングでもありますが、
10年、15年と続けられる、自分が好きなルチルを見つけて実行して下さい。