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カテゴリ:雇用安定法
毎月勤労統計というのをご存知ですか?厚生労働省が出している、労働に関する統計資料です。私は、この資料を見るのが大変なので一度くらいしか見たことはありません。最近は、無料で配布している解説資料を読んで情報を得ています。こんな膨大な資料を、無料で解説しているところがあります。
Q.それは、どこでしょうか? A.それは、証券会社です。 証券会社へ行って、投資環境の分析資料というものを見ています。この資料には丁寧な解説付きの毎月勤労統計のデータが載っていて、総合研究所による今後の見通しまで載っています。 それを見ると、色々と面白いことが書いてあります。 4月のデータでは、パートタイム労働者が減少に転じ、8年ぶりに正社員が増加に転じました。従業員1人当たりの現金給与が増加しています。さらに、日本銀行の資料である、雇用人員判断DIも人員不足の方へ変わってきています。 つまり、もう日本は本格的な景気回復へ向けての変化を始めています。 パートタイマーは、経費を削減して利益を増加させるために雇用しますが、正社員は、売り上げを増加させて、利益を上げるために雇用します。後者の方が、利益の伸びは格段に大きくなります。つまり、企業は攻めの経営に転じてきました。 先日、社長さんとお話をしていても、人が集まりにくくなってきた、とお話される方がいました。もう人不足になってきていますから、もう数年前と同じ募集条件では、優秀な人材は確保できなくなっています。これからは、募集条件の見直しが必要です。 高年齢者雇用安定法の対応に合わせて、新規雇用者確保の対策も必要になってきています。 人気blogランキングへ 今日のYahoo!にも、人手不足に関する記事が出ていましたね。もう少し、早く書けば、時代の先取りになれたのに・・・(笑)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
December 2, 2005 10:42:42 AM
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