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カテゴリ:社労士
先日「中小企業緊急雇用安定助成金」の申請書類を貰ってきたのですが、「中小企業緊急雇用安定助成金」についてはいざ受給を受けようとしてもいろいろ問題点があります。
まず、当県では窓口が局の雇用助成室に一本化されていますが、職員数が十分ではなく、まったく電話がつながりません。電話で相談をしようとしてもこれでは役立ちません。 窓口へ直接出向いて行っても、大変混雑していて、大変長い待ち時間を要してしまいます。 現状では必要とする事業所に対して十分な対応ができない状況が予想されます。社員数の多い中堅中小企業の申請があると、この状況はますます悪化します。早急に人員を増やし、迅速に対応できる体制が望まれます。 二点目には、計画、申請が承認されても、実際に助成金が支払われるのは、半年後、最悪の場合は1年程度後になることも予想されます。大半の中小事業所は資金繰りが不十分であり、休業をすることで返って自らの首を絞めるような事態に陥ることも考えられます。 最後に、教育訓練の場合、通常実施しない教育カリキュラムが8時間(1日)組めるのか、また、「通常行われる教育訓練以外」という概念も曖昧です。更に、外部講師、内部講師いずれで実施する場合でも、カリキュラムと訓練日の出退勤管理の徹底が必要なこともあり、承認されるには、簡単ではないと思われます。 結構厳しい状況です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009/01/17 10:54:54 PM
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