お天気主婦の開運生活術

アマチュア劇団に入団して、早２０年。

ノリと勢いと若さだけで役者をした後

結婚、子育てで一時リタイア

その中で舞台照明の面白さに魅せられて舞台照明の勉強をしつつ、

劇団の照明を担当させてもらい

照明として活動しながらも

役者として舞台で照明をあたる場合、どんな感じだろうと

照明にのめり込むと当時ノリだけで役者をしていたのでその辺りが気になり

照明をやりつつ、役者をやってみたいなあと

もはや、無謀とも思える願望を

演出や先輩方の支えでやらせてもらえることになっている今現在。

舞台照明ももちろん面白いけど

役者をすることで、

自分の歩んだ人生とは違う人生を歩んだ役柄に向き合う

という面白さと自分のちっぽけな価値観に気がつく面白さにのめり込み・・・。

あれ、私ってば結構のめり込み体質なのねって。


さて、今年も８月の公演に向けて、恐れ多くもまたまた役をもらい

台詞をなかなか覚えられないという悲しい現実とたたかっていますが

演出から役をもらって

「そのままでいいから」

という役に対するいつも通りの注文をもらい。

そう、いつも通りの「そのまま」の私でいい。

という言葉と与えられた役の人生、価値観を考えてたんですよね。

でも、「そのまま」っていう言葉が引っかかって。

そのままの私ってなんだろうって。


そして、気がついたんですよ！

テレビでキムタクを見ていて。

「どんな役をやっても「キムタク」」

そんな評価がある彼は、実は「揺るがない自分」があるすごい人なんだって。

この評価はネガティブな評価じゃなくて

ポジティブな評価なんだって。

実際、キムタクの出演していたドラマは結構熱心に見てたし面白かった。

美容師だったり、パイロットだったり、検事だったり。

でも、彼の存在感というか、彼の存在は同じで、役の人生が違っただけ。


私って、それまで、違う役なら違う役に

「ならなければならない」

って思っていたんですよね。

それが、「役作り」だって。

でも、キムタク見ていて、そうじゃないんだって。

私は

「私にしか、なれない。」

そんな根本的な事にようやく気がつくという。

まあ、違う役になれる役者はいるかもしれないけど

私は、少なくてもそういうタイプの役者では無い。

私は、どんな役であっても私であって、違う人間ではない。

役柄によって、それまでの人生が違うだけ。

他の人間になる必要は無いのだと。


考えてみれば、私は

「良いお母さん」であることも

「良い妻、嫁」であることも

放棄しちゃった人だということに今更気がつきました。

「良い」を放棄してしてしまっているので

家事のいい加減さや母、妻（嫁）としてのいい加減さについて罪悪感を持つことも無く

つまりストレス無しで生きてますね。

実生活で「ならなければならない」を放棄しているのに

役者で「ならなければならない」なんて出来るわけ無い。

なーんだって思えば、役作りのプレッシャーから解放されました。

なので、今の役作りのベースが「自分」なので

今やっている役が

「未来」の自分か、「前世」の自分か、「来世」の自分

であることは間違いないです。


今の自分が選ばなかった人生と向き合う役者という趣味は

いろいろな発見と知らなかった価値観にふれるので

やっぱり面白いです。


おかげさま。日々の生活に感謝を。

＊＊＊月のリズム　2019/04/22　01：00~　月は「いて座」にかかっています＊＊＊

仕事のビジネスな人間関係
家庭のプライベートな人間関係
この二つとは違う自分の為だけの人間関係を持ちましょう。
仕事からも家庭からも逃げ出したい
そう感じる事はあるのです。
そんな時の逃げ場は、自分で作っておく必要があります。
他人と関わらない「引きこもり」状態の逃げ場は、本当の逃げ場ではありません。
自分が自分らしく
「楽しい」「面白い」
を追及し、そんな中で生まれる人間関係に価値があるのです。

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