チャンスを掴む男、チャンスを逃す男
こんにちは、中島公園ノルテ、スタッフWです。先日札幌ドームに日ハムVSオリックス戦を観戦しに行ってきたんですが、ちょっと悔しい事があったんで書かせて下さい。野球観戦といえば「飛んでくるファールボールをゲットする!」と思うのが元野球少年全員の夢ではないかと思うのですが、なんと今回は、その夢に本当にあと1歩の所まで近づいたのです。チケットを手に入れた時、1塁側内野席だったので、ファールボールが来る可能性はあるな、と思ってはいたんです。当日「グローブ持って行こうかな?」と一瞬頭をよぎったんですが、思えばここが『チャンスを掴む男、チャンスを逃す男』の第一の運命の分かれ道でした。球場に着いて席に座ると、結構グラウンドに近くてワクワクします。そして念願の野球観戦しながらのビール。今日はこの為にJRと地下鉄でわざわざやって来たんです。嗚呼ささやかな幸せ。試合は1-1のまま、4回か5回ぐらいの事だったと思います。どっちの攻撃かも覚えていないのですが、前触れがありました。打者の打ったファールボールが1塁側、僕の座っている席から30段ぐらい上のお姉さんの席に飛んでいったのです。ゲットして喜ぶお姉さん。「いいなぁ」と思って見ていたら、その次の次ぐらいにまたファールボールがこちらの方向に飛んできたのです。ファールボールをゲット出来る確率って、どれぐらいあると思いますか?僕の適当なフェルミ推定によると、(札幌ドーム収容人数約4万人-外野のホームラン席約6,000人) 割る (打者が1打席で打つファール数約0.8本×1回の攻撃約4.5人×表裏17.5回)で約0.2%、なんと500人に1人という超低確率です。そんな貴重なファールボールが飛んできたのです!写真を見て下さい。飛んできたファールボールが階段を跳ねながら僕の方に落ちてきます。ビールを飲んでまったりとしていた僕には一瞬の出来事でした。僕の頭上を越えていく瞬間、手を伸ばしたその本当に何センチか上を、ボールは過ぎていきました。もしグローブを手にはめていたならば間違いなく捕球できていた事でしょう。…ああ残念だな…届かなかったな…僕はすっかり酔っ払っていて、どっかりと席に根を生やしていたのですが、考えてみればその時 『 席 を 立 て ば 』 良かったのです。たったそれだけで、グローブなどなくても余裕でゲット!出来た事でしょう。ここが第二の運命の分かれ道でしたね。(↑めちゃ近!…ちなみに硬式球は1個およそ¥1,600ぐらいするそうな…)今回僕はファールボールはゲット出来ませんでしたが、代わりにふたつの教訓を得る事が出来ました。1.チャンスを掴む男は決して事前の準備を怠らない2.チャンスを掴む男はその瞬間!動物のような本能で動く事が出来るせっかく得た教訓、今後の人生の糧にしていきたいと思います。----------------------------------------------------------------------------------------…なーんて、これがtwitterなら「ファールボール取り損ねたなう。悔しいなう」と20文字で済んでしまうような出来事を長々と書いてしまいました。そんだけ悔しかったんです。すみません、ここまでお付き合いさせてしまいまして…。