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片野 道郎

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2006.04.06
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 チャンピオンズリーグのベスト8に3チームを送り込んだイタリアでしたが、準々決勝が終わってみると、生き残ったのはミランだけ。
 ユヴェントスはアーセナルに文字通りの完敗(相手の方が強かったという以外の理由はひとつもありません)を喫し、インテルはシーズンで一番重要な試合を必ずしくじるという伝統を今年もまた踏襲してしまいました。
 
 R16でチェルシーとバイエルン、準々決勝でユーヴェが脱落したことで、フィジカルにモノを言わせてごりごり押し込む無粋なカウンターサッカーを看板にするチームは全滅。勝ち残った4チームはすべて、ポゼッション志向のテクニカルなサッカーが持ち味です。これは、スペクタクルという観点からは非常に喜ばしいことじゃないでしょうか。
 
 というわけで、準決勝はいよいよミラン対バルサ。擁する選手のレベルからいっても、チームとして見せるサッカーの質の高さからいっても、文句なしに他を引き離してヨーロッパの頂点を争う2つのクラブが、ガチンコで雌雄を決するという、文字通り夢の対決です。
 チームとしてのサイクルから見ると、バルサは間違いなく今年(とたぶん来年)がピーク、一方のミランは一昨年、去年がピークで今年はやや下降線に入りかけたところ。歴史に名を残すであろう偉大なチーム同士が、その強さの頂点に大舞台でぶつかり合うというのは、実はそう頻繁にあることじゃありません。決勝じゃないのが残念ではありますが、この対戦を今年見られるだけでも、十分に素晴らしいことだと思います。
 ミラン対バルサといえば、誰もが思い出すのが94年の決勝。「美しいサッカーが勝つのが当然」と断言したクライフのバルサを、カペッロのミランが4-0で身も蓋もなく粉砕した試合でした。まあでも今度はそうはいかないはず。12年前と比べれば、バルサは10倍くらいリアリストだし、ミランは5倍くらい攻撃的です。
 
 上の写真は、火曜日のリヨン戦で、スタンド4面全てがロッソネーロ(赤黒)に染まったサン・シーロ。ゴール裏の大横断幕には「お前は俺の人生すべて TU SEI TUTTA LA MIA VITA」と書いてあります。選手入場と同時に、無彩色によどんだスタンドが一気に色を帯びた時には、ミランが人生のすべてでも何でもないぼくですら、ちょっと震えが来ました。2週間後のサン・シーロも、再びこういう祝祭的な、しかしびりびりに緊張した空気に包まれるに違いありません。楽しみです。■





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Last updated  2006.04.06 23:20:26



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