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Stephanie's Travel Story

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2011年05月17日
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カテゴリ:大震災

震災の翌週と翌々週にはそれぞれ国内、海外旅行の予定が入っていました。


<震災翌週>
3月17日が誕生日の母への私からのプレゼント旅行
母娘2人旅で箱根へ
ちょっと奮発して憧れの「ハイアットリージェンシー箱根リゾート&スパ」に2連泊

<震災翌々週>
サンフランシスコ近郊のアパートメントに一週間滞在
暮らすようにゆっくり過ごす予定だった
サンフランシスコは10年前の留学先で歩き慣れている街


私は震災の衝撃で旅行の予定があることなどすっかり忘れていました。
震災から3日後の14日に母から「箱根、キャンセルしておいてね」と言われて「そうだった!」と初めて思い出したのでした。

どちらの旅行も3月に入ってから予約を入れたお得意の間際決断旅行。
短い間に行動予定を練って大変楽しみにしていました。
自由な時間が取れるのも3月末まででしたし。

しかし、自らが大地震を経験し、東日本が大変なことになり、旅気分など吹き飛びました。
強い余震が頻繁に発生する中、全く行く気になりませんし、無理矢理行っても楽しめないことは確実です。
この先東日本がどうなるかわからない原発事故の動向も非常に心配です。
さらに、この日から計画停電が始まり、電車がまともに走っておらず、箱根や成田空港までたどり着けるかどうかもわかりません。

このような状況下では、『キャンセル』せざるを得ませんでした。

もちろん、冠婚葬祭が目的だったり、余命を宣告されていて人生最後の旅になるかもしれないなら何が何でも行ったかもしれませんが、ただの遊びの旅ですし、この先いくらでも計画し直せます。

キャンセルが必要なのは、箱根のホテルとサンフランシスコへのAir。
キャンセル料覚悟で連絡したら、どちらもノーチャージでした。
AirはANAで、通常だと発券と同時にキャンセル料が発生しますが、震災の非常事態を考慮してくれたのでしょう。
こういう時、日系航空会社は対応が良いですね。
一方、外資系航空会社では普通にキャンセル料がかかったようです。


「震災に加えて原発事故で危機的状態に陥っている東日本から、こんな時に旅行に出かける人が果たしているのだろうか?」と素朴な疑問を持ちましたが、やはりそういう人はごくごく少数で観光客は激減していました。
その証拠に、箱根は3月3連休に例年の10分の1の宿泊客。
成田発の国際線は、震災後一週間は外国人が放射能を恐れて日本から脱出し混雑したようですが、その後はガラガラで、エコノミー席の乗客のほとんどがビジネス席やプレミアムエコノミー席にアップグレードされた便もあったそうです。

「旅行どころではない」
「こんな状況下では行っても楽しめない」
そう考える人が大多数だったということでしょう。
人間としてごく自然な感覚だと思います。
母は「こんな時に旅行したら、人から何を言われるかわからない。人間性を疑われる。」ともつぶやいていました。


被災された方々のために、この時点でまずできることは『募金』。
旅費の一部を募金し、この二つの旅行はなかったものとしました。
お金というものは、同じ金額でも使い方によってその価値に違いが出るもの。
この危機的状況下で我欲を満たすために旅に出て湯水のように使うよりは、災害に遭われて苦しんでいる方々の役に立つ使い方の方が有意義に決まっています。

Yahoo・楽天ポイント、ANAマイル(1000マイル=1000円)も持っている分全て募金に。
義援金は9月まで受け付けているとのことなので、これからもお給料が出るたびに募金しますよ。

被災された方たちに一日も早く笑顔が戻ることを祈りながら・・・。

 






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最終更新日  2011年05月18日 00時07分40秒
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