カテゴリ:米国経済(住宅)
初回住宅購入者向け税額控除措置の駆込み需要で上昇?。当初は11月末までだったので駆込み需要とはちょっと違う気がするが、当面は崩れそうにない。初回住宅購入者向け税額控除措置は延長されたので、もう、販売数量が底割れすることはないだろう。販売価格も今年中には下げ止まると考えている。金融機関が抱える不良資産もこれ以上劣化することはなさそうである。
UPDATE1: 10月米中古住宅販売は予想上回る年率610万戸、07年2月以来の水準(2009年 11月 24日 02:21 JST ロイター)米中古住宅販売戸数標を表にすると下図のようになる。 販売戸数は増加基調、直近2ヵ月増加、対前年同月比は上昇基調でプラス圏で推移し、直近2ヵ月上昇。中古住宅市場は底入れし、順調な回復を見せている。政策の後押しもあり、今後も底堅い動きになると予想される。 中古住宅販売の詳細を見ると戸建住宅より集合住宅の伸びが大きく、集合住宅にも動きが戻ってきた。在庫は減少基調で在庫日数も改善。住宅価格は減少基調だが販売数量の推移をみると。時期に底入れすると考えられる。 個人の住宅資産の損切りを中古市場は十分吸収し販売数を伸ばしている。しばらくは、雇用回復と所得増額は望めないが、中古住宅市場がこの調子なら個人の不良資産最終処理も加速すると考えられ、案外早く、個人消費も本格的な回復基調に復帰するかもしれない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年12月20日 11時26分19秒
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