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おもいつくまま きのむくまま(経済指標グラフからみえるもの)

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2010年01月11日
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カテゴリ:中国経済
 中国の2009年の輸出額は前年比16・0%減の1兆2016億ドル(約111兆円)。2009年通年輸出額の予想値は、ドイツのそれを数十億ドル上回ることから、2009年は中国が輸出額で世界一になると見込まれる。但し、前年比は依然マイナスであり、推移グラフからは、昨年水準をやや下回るところまで戻った状況であることが分かる。12月貿易額が前月より大きく改善したことは確かに朗報なのだが、先進国の景気動向からこの調子で輸出が拡大して行くとは思えない。2010年は輸出・輸入共に鈍化することが予想される。ちょっと気になるのは輸入の伸びがきついこと。加工貿易国である中国の輸入額は輸出額の先行指標と言うことは分かっているのだがどう見てもきつすぎる。11月までの固定資産投資とマネーサプライを見る限り、中国経済は、既にバブル状態でいつ崩壊してもおかしくない。いつまで現状を維持できるかは神のみぞ知るところと思っている。
12月の中国輸出は前年比+17.7%、輸入は前年比+55.9%(2010年 01月 11日 14:37 JST ロイター)
 中国貿易統計をグラフ化すると下図のようになる。
20100111_中国貿易統計_長期.jpg

 輸出額は増加基調、直近2が月増加。対前年同月比はプラス圏に突入し上昇基調、直近2カ月上昇。前年同月比の戻りが大きいのは昨年の落ち込みが厳しかった影響。数字ほどは改善していない。輸出の伸びは保護主義的な動きを強めている米国議会のと見合いでちょっとどうなるか見えない。昨年後半のような減少は当面予想されないが昨年前半のような増加も期待できない。

 輸入額は増加基調。直近は増加。増加率が低下して来てはいるが輸出と比べるとかなり高い。対前年同月比はプラスで推移し、上昇基調。直近は2ヵ月増加。輸出より輸入の方が伸び率が高く、中国国内に財が残っている形になっているが、国内で消費しきれているとは考え難く、在庫が大幅に積上がっているように思える。今後の輸出増ではけるとも思えないのだが大丈夫だろうか?。ちょっと心配になってしまう。

 収支学はプラス圏で推移し、減少基調。直近は2ヵ月減少。

 12月の小売売上高、消費者物価指数、鉱工業生産、固定資産投資を見てみないとよくわからないが、今年の3月までは確実に中国経済は拡大しそうである。それ以降は良くわからない。







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最終更新日  2010年01月11日 20時48分10秒
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