テーマ:猫のいる生活(136836)
カテゴリ:『猫のいる生活』
今朝は午前2時に、「杉の花粉」の上を中心にして部屋中を走り回る〈かふん〉に叩き起されます。
雨の中、外に出たがって仕切りに騒ぎます。 仕方がないので、ドアを開けると飛び出して行き、直ぐにずぶ濡れになって戻ってきて甘えます。 ずぶ濡れになった〈かふん〉を抱き上げ、泥だらけの足を何時ものようにティッシュで拭います。 「フニャ?」と鳴きますが、「フニャ」処の騒ぎではありません。 仕方なく「杉の花粉」は、眠い中、パソコンに向かいます。 〈かふん〉は、何度もキーボードの上に飛び乗ります。 その度にベッドに横たわりお腹の上に載せ、頭を撫で回します。 〈かふん〉は、すごく仕合せそうな顔をします。 漸く大人しくなったと思ったら、独り勝手に保護色毛布の上で丸まって眠ってました。 パソコンをダウンしたら午前5時を廻っています。 電気を消して少しでも眠ろうとすると・・・。 〈かふん〉が復活します。 電気の消えた中、布団に包まる「杉の花粉」の上に何度も飛び乗って遊び始めます。 3度までは覚えていますが、眠ってしまったようです。 こうして、「猫神」ではないですが、如何いう状況でも熟睡できるようになっていくのでしょう。 午前6時過ぎに眼を覚まし、カルビー「フルーツ・グラノーラ」を紙コップに放り込み、ミルクをかけて食べ始めます。 一人旅をし始めた頃、英国のB&Bの朝食で、「シリアル」を食べてから一時期病み付きになったことがあります。 今では、朝食に「おかゆ」があると迷わず選びますが、イングリッシュ・ブレックファーストが基本です。 スコットランドを中心に貧乏旅行の中では、英国で唯一まともな料理だと思っています。 我が家の「猫餌」は2番目に安い「カリカリ」です。 当然、〈かふん〉も「カリカリ」の「猫餌」を貪っている訳ですが、「グラノーラ」を前に置くと匂いを嗅ぐだけで、「猫餌」の方に向かいます。 ひょっとして「猫餌」の方が美味しいんではないかと考えてしまいますが、未だ試したことはありません。 夜中の間ズッと暴れまくっていた〈かふん〉は、着替えのために母屋に向かうと外に飛び出していきます。 その百分の一でもいいから元気を分けてくれ!〈かふん〉。 「猫神」は凝り出すと途中で止まらない性格です。 昼間熟睡するため、眠れぬ夜を徹して「スカート」を縫っていました。 実家で妹さんに褒められたのが嬉しかったようです。 小さくなって(「猫神」が太く・・いや、少し大きくなって)、手直ししたコートは酷評されたそうですが・・・。 「行ってくる」と声をかけると、玄関まで見送ってくれます。 雨雲に怯えながら雨具をディパックに放り込み、弟のスクーターに跨り出勤です。 以前、余りに腹が立つので書くのを止めた『アホ馬鹿女子高生』ですが、今は何故か『椅子取りゲーム』に参加しています。 「杉の花粉」の乗る駅からは、列車最後部の8席を目指して3人が乗り込みます。 年度初めから3ヶ月が過ぎると『暗黙の掟』が出来上がっています。 「掟」その1:「大分太った人」「杉の花粉」「背の高い人」の順に乗り込む。 「掟」その2:空いた席の前に立った人が座る。 「掟」その3:「大分太った人」は、『4人掛け座席』の真ん中が1席だけ空いた場合は、 物理的に座れないので、その場合に限って他の人が、「横から」座っても良い。 其処に、先の駅から立っている「恰幅の良い小父さん」が加わって4人で、8席の中から「空く椅子」を取り合います。 「次の駅で降りる人」「その次の席で降りる人」「次の駅で降りるかも知れない人」の順に人気があります。 1駅前から立っている「恰幅の良い小父さん」が少し有利ですが、思わぬ人が「次の駅で降りるかも知れない人」となった時には、喜んだり哀しんだり。 本当に男は馬鹿だと思います。 そこに、「杉の花粉」も含め『小父さん』の隣に座ることを毛嫌いして、中央2席を独占していた『アホ馬鹿女子高生』でしたが、今は座れない状況のようです。 しばらくの期間は、ズッと立っていましたが、先日、彼女が座ろうとした「空いた席」を一瞬の差で「背の高い人」に奪われてしまいます。 翌日から『椅子取りゲーム』に彼女も参加することになりました。 最近は眼の色が変わっています。 馬鹿なのは男だけじゃないのかも知れません。 過酷?な「椅子取りゲーム」に勝ち抜き、「折畳み自転車」で職場を目指します。 月曜日の検査のための最終チェックをしていたら、4月末、5月末に作成するべき書類を忘れていました。 大慌てで作成し、組織の長の印鑑を貰って何とか治まります。 少し仕事が気になりますが、「お昼休み」を取らずに、先週、疲れ切ってしまった「杉の花粉」は別室で「豪華上弁当(290円)」を食べ、新聞に眼を通します。 初めて事務所には、「地方紙」と「日本経済新聞」しかないことに気が付きました。 第一面に大きく『米国が原子力政策を転換。日立がGEと合同で原子力発電所2基の建設を受注』と書かれていました。 「杉の花粉」はある都合で、少し原子力発電所のことを教わったことがあります。 『原子力発電所』とは、超が幾つも付くような『オタク研究者』が考えられる限り全ての安全設備を整えた『人類英知の結晶』です。 ただ、『計算上は隕石が人を直撃するくらい低い確立』の筈の『放射能汚染』が、『風邪を引くくらいに簡単』に起こってしまうということが『問題』なだけ?です。 それに余り知られていませんが、『原子力施設の事故』での最大の死者数は、十数年ほど前に起こった『住友金属の子会社による核融合事故』の3人が最高です。 「チャイナシンドローム」と言われた「スリーマイル・アイランド事故」も、世界で最も肥沃な地質を誇るウクライナ地方を壊滅させた「チェルノブイリ事故」でも、公表された事故による死者数は3人未満です。 こう書くと「杉の花粉」は『原発推進論者』と思われる?かもしれません。 しかし、単に「何も有効な代替案を示さずに反対」だけを繰り返す『NPO団体』や『環境保護団体』が大嫌いなだけで、必ずしも『原子力発電』推進の考えはありません。 せっかく地球が何億年もの時をかけて地中深く眠らせた『ウラン』をワザワザ取り出し、放射能を撒き散らすのは余り賢い方法とは思えません。 しかしながら、『風力発電』は、環境破壊を引き起こし、『風車』による電磁波?が人体に非常に悪影響を及ぼすという研究結果が発表されています。 更に、利用される全エネルギーに占める「新エネルギー」の割合を2%にすることが当面の目標ですから、石油の高騰が続く中、『原子力発電』は必要悪なのかも知れません。 「猫神」とお話をすると「私は電気のない生活をしてやる!」と主張しています。 この「ネコ」は、本当に電気のない原始生活を『平気で快適に実践』しそうですが、通常の人間にとって、既に与えられた『快適な生活環境』なしでは生活できません。 『原発反対論者』の『電気なんて原発がなくなっても如何にかなります』なんて主張するビラを見たことがあります。 「テメー等、何を担保に、こんな事が言えるんだ!」 と憤りを感じます。 前にも日記で書きましたが、こういった『無責任な輩』が、ロスアンジェルスに今後50年にも及ぶ大停電の危機をもたらしました。 「如何にもならなかったら、誰が、如何、責任をとるのか!」 「また、責任の取れる性格の問題なのか!」 「政府の判断が間違っていた」 と何の反省もなく無責任に主張するに決まっています。 今のロスアンジェルスのNPOを見て断言できます。 主張するなら『夢物語でなく直ぐに実現可能な代替案を示す』というのが、『人』としての最低限のルールだと信じます。 『責任の取れない他人のことに口をだすな!』です。 すっかり横道に嵌まってしまいました。 この後は、仕事を片付け、帰宅し、お弁当を食べ、部屋でユックリします。 午前2時過ぎにベッドに横になりましたが、外で遊びまわっていたのか、〈かふん〉はズッとお気に入りの保護色毛布に丸まって眠っています。 肉球を「ぷにゅぷにゅ」して遊んでいると、薄目を開けて後ろ足で蹴ろうとします。 それを掌で受け、更に「ぷにゅぷにゅ」して遊んでいると噛み付かれてしまいました。 〈かふん〉を抱いて布団を被ると逃げ出されました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年06月24日 10時59分53秒
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