テーマ:たわごと(26617)
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『となりの怪物くん』と云うアニメを見た。
内容は、如何でも良いんだが 「夏目あさ子」ってサブ・キャラが、あたしのお気に入り。 第二話、彼女が初めて登場するシーン。 『私、この通り、可愛いじゃないですか。 だから、男の人にモテちゃって そのセイで、女の子には、いつも嫌われてたんです。』 「もんじゃ焼き」屋の店先、ゲロを吐きながらのキラキラ画面は、とっても新鮮だった。 赤点常習の極め付けの「おバカ」で、ひとりも友達が居なくって、ネットのコミュニティーサイト「高校生友の会」に夢中。 如何にか補習を免れて、ウキウキと出かけたオフ会は、主人公♂に滅茶苦茶にされ、孤立する。 で、いきなり「退会」をプチッって。 それからは、『ゴルベーザあさこの教えてあげる』ってサイトで、怪しげな恋愛「黒魔術」を広めている。 まあ、「キワモノ」設定なんだけど、意外と、誰かモデルが居そうで、怖い。 『私のこと好きにならないでくださいね。迷惑です。』 『お、任せとけ。それはねぇ。』 と、あさ子が、「一緒にオフ会に連れて行け!」って主人公♂に条件を付けたり。 高熱を出しても、頑張って登校してきた、あさ子は 『風邪をうつさないでね!』って、主人公他みんなから言われちゃう。 この、登場人物同士の「距離感」の取り方が、実に気持ち良い。 『苦しむ岩手県民を見捨てることはできない。 いつから、こんな勝手な国民が増えたのか。 専門家の意見をきいて、安全はしっかりチェックする。』 橋下さんが、街頭演説をしているとき、ずっと抗議の声を上げ続けた「震災がれき受け入れに反対するグループ」へ怒りを打つけた、らしい。 すると 沿道では「いいぞ」「その通りや」などの歓声と拍手が広がり 橋下さんは 『反対を叫ばれている皆さん。大変申し訳ないが、これが善良なる大阪市民の声だ』 と、たたみかけた。 反対派の女性は『なんで、みんな拍手するの?』と悔しそうに話した、とか。 あたしは、「夏目あさ子」の常識や行動が、「一般的ではない」のと、おんなじ、に こんな「プロ市民と、その仲間たち」の常識が、「一般的ではない」と思っている。 けれど 今まで、「無知蒙昧さ」故に、そして「反対の為に反対する」彼らに、その「愚かさ」を思い知らせる術がなかった。 「私たちは、抑圧された、表に出ない民意を代表している」って、誰も検証できなかった、から。 けれど この事件じゃ、何でも「反対する」彼らに、大阪の市民が、直接に「反対!」を突き付けた訳で、あたしとしては、拍手喝采なのだけど。 彼らは、誰の民意を反映するでもなく、単に「身勝手に傲慢だっただけ」ってこと。 彼らの主張には、「夏目あさ子」の恋愛「黒魔術」程度の信憑性しかない、かと。 そもそもが 民意なんて、たった、ひとつじゃない。 所属団体毎の、地域毎の、年齢階層毎の、収入階層毎の、男女間の、それぞれ全く違った「考え方」が混在している。 その利害関係を、現行法に沿って調節するのが行政の役割で、それが現状に合わなくなれば、国政選挙で選ばれた議員が、関係法規を改正する。 例え 貴方が、「みんなの将来を考えれば、コレこそが絶対的に正しい!」と思っても、それは、所詮、貴方が考える「客観」に過ぎない。 選挙は、地縁・血縁が全てで、民意は何も反映されていない、ってのは それ、民主主義の完全否定で、単なる貴方の「傲慢」だから。 「地縁・血縁」の呪縛を解く程に、喫緊で重大な案件がないだけ、ってことじゃないの? 明日喰うコメすらなくなりゃ、世間の風も変わるでしょーよ。 だから 国政選挙は重要で、あたしたち自身が考えた未来を実現してくれる人を、選ばなきゃなんない。 最近、あたしは気になって居る、んだけど。 「選挙公約(マニフェスト)」って、何時から出来たのかしら? 自民党さん時代には、無かったような気がするんですけど。 あんな「胡散臭いもの」、民主党さんが始めたよーな。 それで、自分の頸を絞めてりゃ、世話はない、んだが。 だって、さぁ。 国際情勢とか、国内経済情勢なんか、刻々と変化するんだよ。 選挙の時、たった一度きりの公約に、何時も縛られてちゃ変化に即応できない、じゃない。 それに 「マニフェスト違反!」と煩い人は、民主党マニフェストを理解して投票したの? つーか 理解して、なのに、「絶対に実現不可能」ってことすら判らなかった、わけ? 騙されたって民主党さんを非難する前に、自分の理解力・判断能力を疑った方が良いよ。 ならば 人物本位で、誠実に、あたしたちの未来を託せる人を選ばなくっちゃ仕方ない。 そんなの、「調子が良い」だけの、全く知らない人なんか選べない、じゃない。 だから 日本では、どーしても地縁・血縁重視に成っちゃうのか、なぁ。 そー云うことなら、地縁も悪くない、って思うんだけど。 何にせよ。 誰も、貴方達なんか信用していないし選びませんよ。「プロ市民と、その仲間たち」さん! 『なんで、みんな拍手するの?』なんて悔しがる前に、自分の「愚かさ」を知りなさい。 『わっ、わたしは、ミッティと春クンの友達です。関係なくなんかないです。』 「貴女には関係ない」と「あさ子」の忠告を拒絶した主人公♀が謝ると 「夏目あさ子」は、オズオズと返事をする。 そして 『うん。夏目さんの言う通りだ。』 そんな、主人公♀の言葉に、「あさ子」は、大泣きしてしまう。 なんだか あたしは、思わず、キュンとしちゃった。 まあ、「予定調和」に違いないのだけど 人って、「他人から信頼された」と感じるとき程、嬉しいことは無い。 それは、あたしだけの「妄想」かしら? 誰にでも欠点はあるし、間違いも犯す。 自民党さんや民主党さんを、過去の過ちを持って、全面的に否定するって如何なんだろう? 初登場で、ゲロを吐きながら頓珍漢なコトを言う人でも、信頼できるなら良いじゃない。 夢を見るのは楽しいかも知れないけれど、夢だけじゃお腹はいっぱいに成らないのも事実な、わけ、で。 もう、今の日本はズタボロで、四年待って次の機会に!なんて、後はない。 そんなとき、あたしたちは、誰に何を望むのだろう? あたしは、口先だけの「夢物語」ではなく、その人物の「誠実さ」を見て判断したい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年11月21日 02時59分47秒
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