カテゴリ:健康
8人に1人が、慢性腎臓病と推測されている日本。
人工透析患者は、約32万人と言われています。 定期的に医療機関に通院するわずらわしさ・・・ 透析にも時間がかかり、日常生活に大きな影響を与えます。 そんな人たちにとって、夢のような装置の実験が行われました。 アメリカ・ワシントン大学医療センターで、ある臨床実験が行われました。 7人の透析患者さんに、携帯型人工透析装置を使ってもらったのです。 患者さんには、最大24時間使用してもらいました。 腎臓の機能をどこまで果たすことができるのかを、検討したのです。 その結果、尿素・クレアチニン・リン・塩分・過剰な水分などを除去。 血液循環への影響や、重篤な有害事象は認められなかったのだそうです。 今までの透析では、血液中の電解質を安定化するための食事制限があります。 携帯型人工透析装置の使用中は、患者さんが何を食べても問題はなかったそうです。 今回の実験で、改良すべき問題点もわかりました。 この装置で透析中、過剰な二酸化炭素が作られたのだそうです。 使いやすく、安全な携帯型人工透析装置・・・ 実用化される日が、来るといいですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016.06.22 20:28:15
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