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毎日の生活で感じたこと

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2018.01.26
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カテゴリ:映画
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​​​​​​​​​​​​​​​第89回アメリカアカデミー賞外国語映画賞ノルウェー代表作品
「ヒトラーに屈しなかった国王」(2016年ノルウェー)

実話を映画化したもので、とても興味がありました。
今日までの上映だったので、見に行ってきました。

 

1905年にデンマークから独立したノルウェー。
国民投票で王政を選択し、デンマーク王家からホーコン王子を迎えました。

第一次世界大戦中は、デンマークなどとともに中立国を維持。
「ホーコン国王」として、国民に愛され、孫たちと平和に暮らしてました。

しかし第二次世界大戦で、ドイツ軍が侵攻。

「イギリスの侵略から、ノルウェーを守ってやる」
そう言って、協定書への署名をせまります。
しかし実際は、ドイツの支配下に置くというものでした。

「他国の侵略に屈する国家は、存在する価値がない」というヒトラーの言葉をだし、一度は拒否。
それに対し、圧倒的な武力で都市を占領するナチスドイツ軍。

ドイツ軍の追跡から逃げる国王一家が乗った列車も、爆撃されます。
身の危険が迫った皇太子一家を守るために、孫と皇太子妃は国外へ脱出。

皇太子と国王は、ノルウェーのとどまります。

逃亡先で国王は、少年までもが兵士となっている姿を目にします。

国民が、危険にさらされている現状を目の当たりにする国王。
「自分も国のために戦う、」と、兵役に就く皇太子。

一方ドイツ公使・ブロイアーは、軍の強硬なやり方に不満を持ってました。
何とか平和に解決しようと、ドイツ外相へ電話します。

ところが、途中からヒトラーが電話口に。
国王と一対一で会い、協定書に承諾させるように命じます。

国王の行方を知るために、宮殿を訪れるブロイアー。
そこで出会ったノルウェー人に、国王に連絡を取ってもらう。


「国王として、国民のために自分はどうずべきか?」
決断しなければいけない日が、ついにやってきます・・・


映画で、国王が空爆の中、国民と逃げるシーンがあります。
雪の中、枯れた木々の間を逃げる人々の姿は、上空からは丸見えです。

撮影アングルが絶妙で、実際に自分が空爆を受けながら逃げているように感じました。
「どこに爆弾が落とされるのか?」
「いつまで爆撃が続くのか?」
とても怖かったです。



北欧諸国は、他国と隣接しています。
戦争が起これば、侵略され、大切な人と別れ、財産を奪われます。

だからこそ、「自分の国を自分たちで守る」気持ちが、強いのだと思います。
「自分たちの国は、自分たちで作っていく」という意識の高さからなのでしょう。
その意識が、福祉国家を作り上げた原因なのかもしれません。

一方日本は、海に囲まれています。
「日本」という城が、「海」というお堀で、侵入を防いでいるのです。
そのため、戦争を「自国のこと」ととらえにくいように感じます。


この映画は、「戦争を体験してない世代」にこそ、見てもらいたいと思いました。

 






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最終更新日  2018.01.26 19:45:21


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