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毎日の生活で感じたこと

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2018.07.15
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カテゴリ:イベント

​​​​​​​今日は「追い山」・・・朝4時59分に一番山笠が櫛田神社入り。
その後5分ごとに、山がスタート。

朝五時に目が覚めると、「オイサ、オイサ!」の声が遠くから聞こえてきます。
「今起きて行けば、間に合う」
そう思いましたが、頭が痛くて断念・・・二度寝。
連日・猛暑の中での見学で、疲れがたまってました。

起きてベランダに出ると、昨日以上の強い日差し。
今日も暑くなりそうです。




実は昨日夕方、呉服町まで買い物に行く途中、山を見学しました。
見学しているのは、ほとんどが町内の人たち。
近くで見ることができたので、その時の写真を紹介します。

「七番山笠 中洲流」

すぐ近くで、スタートする様子を見学。
撮影時、偶然モードダイヤルが動き「アートショット」に。
予想外の「はっきりくっきりショット」・・・男衆の動きがよくわかります。


















「一番山笠 西流」
呉服町方向に、町内を斜め方向に移動。
バケツを手に持ち、山が来るのを待つ町内の人たちがいる場所で待機。
しばらくすると、車両を停止するために、男衆や警官がやってきました。

​「オイサ、オイサ!」と、まずは子供たちの声・・・そして山の姿!
山が旋回する様子を、近くで見ることができました。











このまましばらく町内をまわりました。
再び来るのを、今か今かと待っていると・・・「来た!」







カメラを持った人たちは、山の集団の後を追いかけます。



山が昭和通りを横断し終わるまで、信号関係なく車両は停止。
後に続く人たちは、男衆たちの後ろをピッタリついて横断。




明治通りまで出て、呉服町の交差点で飾り山を見学。
ここには、英語・ハングル語などの説明文がありました。

   
  


「六番山笠 東流」
「思君慈母成鬼神(きみをおもえば じぼもきしんとならん)」

女性が銃を構えているので、気になっていた山です。
以下説明文です。

山笠事で城(家庭や稼業)を留守にする男衆の代わりに、それを守る「ごりょんさん」に
敬意を表します。

豊後・大友宗麟の一族で豊後鶴崎城城主・吉岡統増(むねます)の母で、夫は戦士しており、
出家して「妙林尼」と称してました。

天正十四年(1586年)、島津勢と大友勢との戦いに息子の統増(むねます)は精鋭を率いて
参戦します。

そのため残ったのは、老兵・農民・女子供だけです。
島津の分隊三千が、鶴崎城を取り囲みます。
降伏との意見が多い中、妙林尼が指揮をとり、280丁の鉄砲と鳴子・落とし穴・馬矢来などを
駆使して撃退すること十六回。

手を焼いた島津勢からの和睦提案を受け入れたと見せかけ、何度も酒宴を開きます。
その後豊臣秀吉が九州攻めを開始したため、早朝に二日酔いで島津勢は撤退を開始。
退路に伏兵を置き奇襲をかけ、討ち取った武将の六十三首を大友宗麟に届け、報告を聞いた
秀吉を驚愕させた人物です。

                           人形師 白水英章
                           山大工 名越正志​


説明を読んでから、改めて見ました。
凛とした美しさに秘めた、「絶対に城を守死する」という強さを感じました。
秀吉が驚愕するのは、当然ですね。

  


買い物をすませ、家に帰る途中、山のテントの横を通りました。
男の子が立って、はきはきと男衆の質問に答えてます。
答えるたびに、笑い声が響き、とても和やかな雰囲気があふれてました。

ユネスコ無形文化遺産登録された理由が、こんなところにもある・・・
そう強く感じました。


「大黒流」の雄姿を見れなかったのは、残念でした。
来年は、体調万全で見に行かねば!

       
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最終更新日  2018.07.15 19:46:01
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