今日、無料動画Gyaoで、好きな映画を見つけました。
「マダム・イン・ニューヨーク」(2012 インド)
4年前映画館で見て、元気をもらった映画です。
とてもいい映画だったので、久しぶりに観賞しました。
専業主婦として、家族の世話に追われるシャシ。
料理上手で、菓子「ラドゥ」を、贈答用として販売していました。
彼女の悩みは、英語ができないこと・・・
そのことで、夫や娘からからかわれ、心は傷ついてました。
NYに住む姉から、「娘の結婚式を手伝ってほしい」と頼まれます。
そして、一足先に一人でNYに行くことになります。
シャシにとって、何もかもが初めてのことばかり。
飛行機で隣に座った男性が気にかけ、機内での過ごし方をアドバイス。
入国審査が何とか終わったシャシは、大きなため息をつきます。
そんなシャシに、その男性はこう言います。
「初のアメリカ旅行。
何事も『初めて』は、一度だけ。
その一度は、だれにとっても特別な体験。
だから、楽しむんだよ。
ためらわずに、自信を持って過ごすんだよ。」
姉の家で過ごすことになったシャシ。
姪の婚約者と一緒に、夕飯をとることに。
ところが、英語がわからないシャシは、話の内容がわからない・・・
「眠い」とうそをつき、一人その場を離れます。
ある日、大学生の姪に誘われ外出するシャシ。
授業が終わるまでの2時間を、一人で過ごすことになります。
おなかがすいたシャシは、カフェへ。
英語ができないシャシは、注文も清算も一苦労。
イラつく店員、せかす客・・・
いたたまれなくなり、店を飛び出してしまいます。
英語ができない自分に、ますます自信を無くしてしまうシャシ・・・
姪を待っているシャシの前に、一台のバスが停まります。
バスの車体の大きな広告が目につき、姪に何の広告かたずねるシャシ。
「4週間で英語が話せるようになる教室」の広告でした。
さっそく教室に電話をするシャシ。
みんなに内緒で、一人地下鉄に乗り、教室に通うことになります・・・
この映画が好きなのは、まず「明るさ」
シャシが教室で褒められ、うれしくて道で踊りだすシーンがあります。
純粋で、無邪気な子供のような姿に、自然と笑顔がこぼれてきます。
英語が上手にできないという、「同等の立場」の生徒たち。
生徒たちを楽しく教える、やさしい先生。
先生と生徒たちは、まるで家族のように絆を深めていきます。
そして、さりげなく「教え」が込められています。
インドが、仏教の国だからかもしれません。
9月4日まで、配信中です。