カテゴリ:歴史
学生時代、私は「歴史が嫌い」でした。
それは、単に「いつ何が起きたか」を暗記するだけだったから。 「どんな理由で起きたのか?」、何も触れられていなかったから。 幸いにも当時の私は、そのことについて、自分で調べたりしませんでした。 もしそのころ調べていたら、私は間違った歴史を頭に刻んでいたでしょう。 最近、各国で「歴史の見直し」が行われています。 韓国の「反日種族主義」、アメリカの「ヴェノナ文書」・・・ 日本でもいろいろな本が出版され、歴史の真実を知ることができます。 その一人として有名な、近代歴史研究家・林千勝氏。 資料など、事実に基づき歴史の真実を伝えていらっしゃいます。 林千勝氏に聞く R2/1/3に出演され、貴重なお話をされていました。 林千勝氏は、メディアで報道された、間違った歴史を指摘。 それは、12月8日NHKで朝放送された「秋丸機関」について。 「陸軍を中心とする日本軍は、秋丸機関の都合のいいところだけをとりあげ、 戦争に勝てると勘違いして、日米開戦に暴走した」 じつはこれ、全くのでたらめ! 林千勝氏は、資料を見せながら、真実を説明。 ・日米戦争について、日本軍はあくまでも、限定戦争を計画。 そうすることで、勝てる戦争にもっていこうとしていた。 ・決して真珠湾攻撃など、考えていなかった。 もっといろいろお話されているので、必見です。 また、仲小路彰氏の著書も紹介。 仲小路彰氏は、戦前戦後の世界・日本を相対的に分析。 大東亜戦争に関しても、日本を相対化したうえで、「でも素晴らしかった」 そのため、GHQからにらまれ、苦労されました。 弟子の話では、ロックフェラー財団と接触しようとされていたそうです。 「もし接触できていれば、ベトナム戦争も9.11も起きなかったかもしれない」 国際金融資本の独占と、戦争との関わりに、早くから気が付いていた方でした。 林千勝氏が、仲小路彰氏から学んだ言葉・・・心に残りました。 「歴史に断絶はない。 そこを本当に見据えて過去を学び、 歴史を学び、現代を見なければ、 現代の表面的事象からだけでは、 何も解決できない。」 メディアでは、まだ間違った歴史が横行しています。 正しい歴史を知り、日本は「ここは正しかった」「ここは間違っていた」 過去を正しく分析し、「日本がどうあるべきか」 今年は、そう考えるべき年なのかもしれません。 おおきなわ#98もおすすめ(林千勝氏が大東亜戦争について詳しく解説) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.01.04 20:00:08
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