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「うわ~、日本人すごい!日本ってすごい!」
感動しながら、一気に読んだのがこの本です。 縄文から受け継がれた日本人の魂を、 呼び覚ましてくれる本です。 中でも私が感動し、涙したお話を紹介します。 「あまり知られてない話なので、 皆さんに知ってほしい」 著者のやさしさを感じる文章が、添えられてました。 「世界最古の磨製石器を発見した相沢忠洋氏」 1949年3万年前の磨製石器を発見した人物。 しかし当時の発表で、 ある大学助教授が発見されたことにされてしまう。 「石器を発見したのは相沢忠洋で、 日本の旧石器文化のパイオニアだ」 芹沢長介氏は言い続けたが、詐欺師呼ばわりされる。 肩書のないアマチュア考古学者の相沢氏は、 ひどい迫害を受け、経済的に追い詰められる。 ある日芹沢氏が、相沢氏の様子を見に行きます。 ・畳が1枚もないむき出しの床板は、ベコベコで凸凹、 ところどころに穴が開いてる。 ・柱も桟も斜めに歪んでる。 ・押し入れに藁をしいて、寝起き。 ・唯一残っていた布団の綿を全て引っ張り出し、 遺物の標本箱に使用。 あまりのことに、芹沢氏は涙が止まらなかった。 貧困生活でも、考古学研究を続けた相沢氏。 1967年 吉川英治賞を受賞。 1989年(平成元年)勲五等端宝章を授与。 ・昭和天皇が、相沢氏を高く評価されたから。 ・著者は、これについて述べてます。 「相沢氏の地道な活動が陛下のお耳にまで届いたのは、 八百万の神々のお耳に、 相沢氏が天命を果たしたことが伝わったからでは?」 不思議なことに相沢氏は、勲五等端宝章を授与される当日、 5月22日早朝、63歳の若さで脳内出血で他界… このことについても著者は、こう述べてます。 「きっと神々のもとに、召されたのだと思います。」 「日の丸の話」にも、感動しました。 「お天道様が見てるって、 そう言うことだったんだ!」 この話は本を読んで、感動を味わってください。 日本人としての、誇りと勇気を持てる本です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022.05.10 15:41:34
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