カテゴリ:学び
昨日の「原口一博チャンネル」
今世界では、貨幣についての正しい認識が広まりつつあります。 千円札の製造コストは19円。(紙代・印刷代) これを千円と認識するのは、日本銀行券と書かれてるから。 日本銀行券とは、 日本銀行の借用証明書、小切手と言っていいでしょう。 お金について理解するには、まず銀行預金から考えなくてはなりません。 その銀行口座に入ってるお金は、 最初にどうやって生まれたのか? 銀行預金を理解することが、 貨幣について理解するための最高ツールになりますので、 まずそのお話からしたいと思います。 17世紀1650年代、イギリスでビジネスが活発になる。 当時の貨幣は、金貨・銀貨。 金貨は重く、誰でも使えるので、 ためればためるほど管理が大変。 部下に管理させて、持ち逃げされた人もいる。 稼いだ商人ほど、管理をどうするかで悩んでいた。 そこで金貨を預かる商売が始まる。 金貨を預かった時預かり証を商人に渡し、手数料を取っていた。 すると困っていた商人たちが、喜んで金貨をあずけ、 金貨の中は他人の金貨がどんどんたまっていった。 「俺の金庫の中の金貨、 一斉に取りに来ることないよな。」 そこで他人の金貨を貸し出すサービスを始めた。 貸し出すとき貸し出し証を渡し、手数料を取った。 商人が金貨を借りるのは、支払いに必要だから。 金貨で支払われた人も金貨では管理に困るので、 結局その金貨は預けられ、預かり証が発行される。 そのうちあることに気が付いた。 「自分が発行してる預かり証が、 ビジネス決済に使われてる」 つまり預かり証が金貨(現金)のように流通してた。 「自分は今金を貸してくれと言ってくる人に金貨を渡してるけど、 金貨を貸し出す必要あるのかな?」 というわけで、「金を貸してくれ」と言ってくる人に、 金貨でなく、金証手形を書いて渡すようになった。 これが今の銀行の始まり。 銀行がお金を貸すときは、 どこからかお金を調達して貸し出してるわけではないし、 みなさんから預かったお金を貸してるわけでもない。 銀行は「お金を借りたい」と言う人の 通帳に金額を書き込むことで、 お金を作り出してる。 これがいわゆる信用創造。 英語で言うマネー・クリエイト。 (ここまで聞いて、私はピンときました! 現金そのものが流通してると考えるから、 「国の借金で大変だ~」にだまされる。 もともと作り出せるお金なので、 収支を合わせることを気にしなくていい! 私自身も銀行は、 私たちの預けたお金を貸し出してると勘違いしてましたが、 お金は預金通帳に金額を書き込むだけで 作り出させると分かれば、 財務省が言ってることはおかしいと分かる。 これは学校で教えるべきです!) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.04.08 16:00:37
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