カテゴリ:おすすめの本
私が尊敬する「田中英道」先生。
決して周りに流されず、孤立しても 真実を追求することを止めない先生です。 「和の国チャンネル」を見て知り、 最近この本を読み始めました。 プロローグでも、とても重要なことが述べられています。 少しその内容を紹介します。 「死を意識すると、この世は輝いてくる。 生きるということの意味を感じる。」 「科学者は全体が見えない。 人間を『物』として、 あるいは脳の産物として考える。 科学はやはり人間を捉えられない。」 「日本人は目で見る力がすごくある。 日本人が文字をなぜ入れなかったかということに関係している。 形で表現する、形で読め。 形というのは、言語なのだというものを、 日本人は持っている。」 エピローグを読んで、私は気が付きました。 「形は言語である」との感性が、 「日本人が作ったものは、何か違う」 そこにつながるのではないでしょうか? 日本人にはその感性があるからこそ、 物に作り手の魂や思いが込められ、 見た人もそれを感じ、生活に取り入れたいと思うのでは? そして誰がその物つくりに関わったかで、 それぞれに違う思いが込められ、 自分に合ったものを 人々が選んでいくのではないでしょうか? 現在価格重視でそのことから遠ざかり、 日本人らしさからも遠ざかり、 人々は幸せを感じる力が 落ちているのではないでしょうか? そんなことをあれこれ考えながら、楽しく読んでいます。 ぜひ多くの人がこの本を読んで、 自分なりの「日本人らしい感性」を 取り戻してほしい…そう強く願ってます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.10.17 18:12:53
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