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カテゴリ:がん医療について
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「地域がん診療拠点病院のあり方に関する検討会」設置要綱(PDF) を追加しました。 書いてある内容は、良いことばかりです。 だけど、これを本気で形にしようと思ったら、お金もたくさん必要だし、マンパワーもいります。掛け持ちの役人が擦り切れるようにしてがんばっても、いくらその人たち個人の能力が高くても、それなりの人数を確保して進めていかなくては、「第3次対がん10カ年計画」が終わった年(2015年)になっても、今と大差ないということになると思います。 だって、予算関連のリンクで見る限り、 平成17年度医療施設等施設整備費補助金実施計画の 1億4325万8千円(すごいな、千円単位まで・・・) しか、がん診療の病院の整備とか拡充にかかわるお金を見つけることができません・・・。 マンモグラフィの導入43億円は、大切なことだけれど、マンモグラフィで撮影した画像を正しく診断できる医師がいないのに、それで医療の質の向上とはいえません。 定位放射線治療の機械(リニアック)は全国で約700あるといわれていますが、日本放射線腫瘍学会が認定した医師は全国でたった458人しかいません。 抗がん剤も、臨床腫瘍内科医と呼べる人は、ごくひと握りで、「腫瘍内科医」と名乗っている人がいても、それはきちんと認定された資格ではありません。 検討会も大事だろうけど、さっさとやることやってくれ~~(予算つけて) というのが、普通の主婦である私の思いです。 私の言っていることって・・・なんかへんでしょうか?? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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