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カテゴリ:がん治療法
がん増殖に関係があるたんぱく質の発見?!
今日は、気になるニュースがあって検索していたら(そんなのもう、後回し!!)、思わぬニュースに出くわしました!! がん増殖止めるカギ、たんぱく質発見 米の日本人教授ら (asahi.com2005年10月04日07時13分 関連記事は) がん細胞の増殖を止めるカギになるたんぱく質を、米ハーバード大の中谷喜洋(なかたに・よしひろ)教授=分子生物学=らの研究チームが発見した。がん細胞内で、このたんぱく質「p600」の合成を妨げたところ、がん細胞は増殖を止め、次々と自滅したという。子宮がんや骨肉腫など、様々ながん細胞で効果を確認しており、新しい抗がん剤の開発につながると専門家は期待している。(記事より)まだまだ研究途中ですが、これは世紀の発見になるのかもしれません。(ワクワク)(^▽^) がん細胞の怖いところは、勝手に増えて、それを止めることができないところですから、増えないようにできるだけでも、患者にとってはすごいことです。おまけに減ってくれれば、言うことなしです!! まだまだ培養細胞レベルの研究段階であって、これから、実験用動物で研究され、そこでも有効であることが証明されてから、初めて人体での治験が始まるわけですから、こんな段階であんまり大騒ぎしてもいけないんですが、それでも、明るいニュースであることには間違いないですよね。 これが、人体の臨床試験にまで残る研究に育って欲しいと思います。 同教授によると、培養したがん細胞内のp600は、正常細胞と比べて異常に増えており、「自殺機能」が働かなくなっていた。そこで、p600の合成を妨げる特殊な手法で培養細胞中のp600の量を減らすと、がん細胞は次々と死んでいった。正常細胞には影響がなかった、という。 9月14日の日記「気になるニュース、5連発!」の4番目のニュースでも、がんの転移をつかさどるたんぱく質が発見されたということでしたし、うまくすれば、何年か後には、多くのがんが薬で治せるようになるのかもしれません。治すのが無理でも、その薬を飲み続けることによって、長い年月を無事に過ごせるようになるかもしれません。 かつて、AIDSも、全く治療法のない病気でしたが、今は、発症を抑えることのできる薬の登場で、様子が変わりました。その薬による治療を続けることによって、命の危機に陥らずに済む病気となりつつあります。 がんも、せめて、高血圧や糖尿病のように、「治ることは難しくても、その治療を受けることによって、生きられる」という病気になってくれれば・・・と思います。 ↓ちょっと蛇足! なんて、上記のようなことを書いていくと、研究ってやっぱり大事なんだな、ということになって、予算が研究にシフトしたってしょうがないだろう、ということになっちゃいそうですが、研究も、企業のように、無駄なく・効率よく成果を求めるようでないと、”研究生活50年、集大成の論文集発売!”っていうような、とんでもない教授をうじゃうじゃ産生するようなことになってしまうんですよね。(慶応大学教授が研究費を不正にプール・・・というニュース、ありましたよね・・・今日) 研究の成果のおかげで、今日の医療があるのはまぎれもない事実ですが、今現在苦しんでいる人たちのために、予算をつけて欲しいなぁ・・・と、心から思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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