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臨時教員を考える 加藤ブログ

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September 16, 2007
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カテゴリ:臨時教員

1.臨採の先生は、教師としてその力量は現場で試されず済みです。

  私は,2001年、02年と2回にわたって心臓手術を行い人工弁の挿入をしました。その間、私に替わる臨採の先生にはたいへんお世話になりました。                                                                     

 当時、私が転任して2年目の勤務する中学校は、ADHDの男子生徒が在籍し、月に何度かパニックを起こすことがありました。教師側の対応も良くなかったのだと思いますが、処置についてもただ押さえつけて静まるのを待つだけで適切な指導ができていませんでした。

 また、小学校時からタバコを吸い、暴力的な生徒も数名いました。そして、授業中は、女子を中心に私語が多く非常に手の掛かる学年でした。全校7学級の小規模校ということで、教員も少なくパニックが起きると手が足りない状況でした。  

 このような時に、私は急性心不全となり急遽入院ということになりました。幸い、現在の医療技術の進歩により手術は後遺症もなく無事終えることができました。入院も3週間で済み自宅療養となりました。だが、自宅療養中でも学校の方が気になりました。いつ、呼び出しがあるかと思っていました。                                                   

 しかし、臨採の先生がきちんと生徒の対応をしてくれていました。お蔭様で私はゆっくりと静養することができ、障害者一級の身ですが回復も主治医が驚くほど良くなりました。
  私が職場復帰後、その臨採の先生は何度目かの埼玉県の教員採用試験を受けましたが不合格でした。手の掛かる生徒を引きつけきちんと指導してもらった臨採の先生が、なぜ不合格なのでしょうか。教員採用試験には不備があるのではないでしょうか。本当に子どもから信頼され親しまれ指導力のある教師が合格するようなものにすべきです。

                                   加藤ブログスタッフ ワンワン小次郎






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Last updated  September 16, 2007 10:52:43 AM
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