多系統萎縮症の介護日記

今年になって痰が粘くなりました。

痰が上がってくると自動吸引器（アモレ）が働いて吸引してくれるのですが、昨年よりも時間がかかるようになりました。

また働いている時も圧力が80kPa近くまで上がって、必死に働いてくれている感じです。
（痰を引き終わると圧力は０まで下がります）

朝晩のカテーテル吸引の時も粘い痰が引けるようになりました。

先月初旬のカニューレ交換の時は、カニューレの内側に粘い痰がこびりついて内径が1/3ほど埋まっていました。
こんなことは初めてです。

昨年と何が変わったのだろうと考えると一つ思い当たることがあります。

1/8、呼吸器の加湿器が壊れて交換してもらったのです。

昨年までは、呼吸器の回路（管）は熱線入りですが水抜きをやっていました。

それが今年になってから水抜きをした記憶が無いのです。

加湿器の加湿能力が低下したのは明らかです。
痰が粘るようになったのはこれが原因で間違いないと思います。

そこで加湿器の設定を、強・中。弱の三段階の中から強に変えたところ・・・

アモレの動作は軽快になりました。痰が急に上がっても圧力が50kPa程度しか上がらなくなりました。

朝晩のカテーテル吸引でも痰の粘度が下がったのが実感できました。

そして先月末のカニューレ交換では・・カニューレの内側にこびり付いた痰は全然無かったです。

呼吸器の回路にはまた水が溜まるようになりましたが、痰が粘くなって自動吸引できなくなるリスクを考えると今の方が安心です。

以前の加湿器と今回の加湿器とどちらが正常なのかはまだ分かりません。
しかし加湿器の設定が強・中。弱の三段階しかないのはなんとかして欲しいです。


以前は緑のランプ２つ（中）だったのがランプ３つ（強）になりました。