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カテゴリ:佐賀県
佐賀市内から三瀬方面に向かう途中の山の麓にある渓谷。
一般的な淵や奇岩が続く渓谷とは異なり、周辺には由緒ある神社や寺院などが立ち並び、二つの山の間を嘉瀬川が流れている。まるで京都の嵐山を彷彿させる景観であることから、昔から佐賀の人々に「九州の嵐山」と呼ばれ親しまれている。春は「川上峡春まつり」が開催され、官人橋周辺を300匹の鯉のぼりが空を泳ぐ。夏は「川上峡花火大会」や灯籠流しが行われ、秋は紅葉が綺麗と、四季折々の変化を見せる。 今回は川上峡の見どころである興止日女神社と実相院を紹介。 官人橋。川上峡のシンボルである赤色の鉄橋。 「興止日女神社」 別称「河上神社」、「淀姫さん」。564年に創建された長い歴史を持つ神社。御祭神は興止日女命(ヨドヒメノミコト)で、神功皇后の妹、また一説によると豊玉姫命とも伝えられており、海の神、川の神、水の神として信仰されている。河上神社文書は国指定重要文化財に指定されている。 社殿の裏には大きな銀杏の木がある。 興止日女神社の楠。樹齢1400年、樹高20m、幹回り7.2m、枝張り22mの巨木。 かつて存在した興止日女神社のもう一本の大楠。高さ30m、幹回り27mもあった大木で、昔から御神木として人々から拝まれていたという。1813年(文化10年)に落雷により火災、現在に及んでいる。 興止日女神社西門。大和町では最も古い建物で、県の重要文化財に指定されている。 「実相院」 和銅5年(712年)に行基が開いた古刹。石段を登ったところにある仁王門は佐賀県重要文化財に指定されており、また内部に安置されている仁王像は大和町重要文化財に指定されている。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.03.01 23:57:08
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