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2024.02.22
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カテゴリ:福岡県
読みは「あいのしま」もしくは「あいしま」。新宮町の北西、玄界灘に浮かぶ島(有人島)。

面積は約1.25㎢で、周囲は約8km。真上から見ると、ハートあるいは跳ねるイルカのような形をしている。新宮漁港から連絡船で約20分で行けるようになっている。

所謂猫島として有名な島で、島内には約200匹もの猫が生息している2013年にはアメリカのメディアCNNが「世界6大猫スポット」として紹介したことで国際的にも有名になり、国内のみならず海外からも観光客が訪れている。また、釣りのスポットとしても有名で、釣りを目的に来る人も多い。島は歩いて一周できるようになっており、国指定史跡に指定されている相島積石塚群や、朝鮮通信使にまつわる遺構、海を眺められる展望台などの見どころがある。食堂やカフェ、宿泊施設もあり。

古くから存在が知られていた島で、日本書紀や万葉集にもその存在が書かれている。中世には豊臣秀吉の旗下の武将たちが名護屋城に向かう途中にこの島に立ち寄り、航海安全と朝鮮征伐を祈願したと伝えられる。近世には朝鮮通信使がこの島に寄港しており、通信使が使っていた客館や船着き場などの跡が今も残っている。

同じ福岡県で北九州市に、読みが同じで猫島という点でも共通している​藍島​があるが、別の島。




新宮漁港の相島渡船新宮待合所。漁港にも沢山の猫たちがいて、待合室の中で寝ていた猫もいた。




渡船「しんぐう」に乗っていざ、相島へ。ちなみに玄界灘の荒波を超えていくため、船の揺れが大きく、乗り物酔いする人は要注意。


玄界灘を超えて、相島に到着。




島に着くと早速、猫たちがお出迎え。みんな大人しく、人懐こくて近づいてくる猫もいる。触ったり、写真を撮ったりするのは自由だが、餌やりは禁止されているので注意。


渡船発着所。ここにも朝鮮通信使にまつわるスポットがいくつか残っている。


前波止。対馬藩主や随行者の上陸用として使われていた波止場。現在は町営渡船の発着所の一部になっている。


先波止。朝鮮通信使の上陸用に使われていた波止場。




島の駅あいのしま。1階には丸山食堂があり、相島で水揚げされた新鮮な魚を使った料理を食べられる。飲み物やスイーツ、お土産を売っている店もあり。2階は休憩所になっていて、テーブル席とカウンター席があり、島を散策後に一息つけれるようになっている(2枚目の写真は1階の売店で買ったアイスコーヒーとハムチーズサンド)。すぐ隣は渡船待合室になっており、帰りのチケットもここで買えるようになっている。


新宮相島漁協購買店。島内唯一の食品販売店で、相島で獲れた魚やその加工品が売られている。


丸巳屋旅館。島内にある昔ながらの旅館。素泊まりで宿泊できるようになっている。


漁港と猫。


新宮町立相島小学校。島内にある唯一の小学校。高台の方には新宮町立新宮中学校の相島分校がある。


相島積石塚群に向かう途中、ガードレールの影にいた猫。影と見事に同化していた。ふてぶてしい顔つきでこちらを睨み付け、島内の猫の中ではかなり大きかった。




相島小学校から相島積石塚群へ向かう途中にあった、誰かが作った休憩所。相島と玄界灘を眺められるようになっている。


休憩所の先で会った、美人猫さん。




相島積石塚群に到着。休憩所の東屋には、置いてあったクッションで猫が気持ち良さそうに寝ていた。隣に座ってみると、目を醒まして今度は自分の膝に座って眠りについてしまった。可愛い。




石碑。朝鮮通信使にまつわる遺跡の一つ。1719年(享保4年)に通信使を迎える際に、大嵐が発生し船が42隻沈没し、61人が溺死。それを祀る石碑だと言われている。付近には嵐に呑まれ亡くなった人々の墓もある。




鼻面半島。県指定名勝に指定されている。柱状節理の立派な岩肌が特徴的な半島で、海触洞も見られる。波打ち際に立ち、釣りをしている人もいた。




鼻栗瀬(メガネ岩)。県指定名勝に指定されている。新宮町のシンボルとなっている景観。高さ約20mの奇岩で、波による浸食で中に大きな空洞が空いている。こちらも柱状節理が立派。古くから景観の素晴らしさが評価され、朝鮮通信使の記録や、江戸時代に書かれた筑前国続風土記などにも書かれている。


鼻栗瀬と鼻面半島。

福岡県粕屋郡新宮町 『相島②』​へ続く



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最終更新日  2024.02.28 23:08:41
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