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カテゴリ:熊本県
白川の南阿蘇村湧水群の一つ。平成の名水百選、くまもと名水100選に選定されている。
湧水量は毎分約5t(日量約7200t)。phは7.2。正教寺の近くにあり、参拝者の御手洗所として親しまれている。飲料水の他に、町民の方々が洗濯や野菜の洗浄などの生活用水として用いている。 水源地には洗い場があり、町民の方々によって定期的に清掃活動が行われ清潔に保たれている。夏になるとホタルが飛んでおり、くまもとホタルの里百選にも選定されている。 湧沢津水源にもあった甲斐有雄の道しるべ。「右 むろ町 左 ひさいし やべ」と記されている。 正教寺。浄土真宗本願寺派の寺院。1607年(慶長11年)に法西という僧侶が建立したと伝えられる。 正教寺のある場所から少し下った場所に寺坂水源がある。寺の前の坂を下った場所にあるから寺坂水源と名付けられたんだとか。なんとも安易。 寺坂水源。南阿蘇鉄道が通っている高架橋のすぐ真下に水源があるという珍しい光景。高森駅~立野駅を走るトロッコ列車もここを通過するため、写真撮影に来る人もいるそう。 湧水池。 湧水池の隅の方に砂地があり、そこから水が勢いよく湧いているのが見える。たまに池底から気泡が浮かび、まるでサイダーのよう。 砂地で見えた魚群。 水源から続く水路。水路から枝分かれしたところに洗い場がある。洗い場にはかつて屋根があったようだが、今は無くなっている。写真の右の方にある置かれている木箱は芋車といい、中に芋を入れて洗い場に設置して水車のようにくるくる回し、水の力を利用して芋の皮を剥くというもの。 ↓ランキング参加中。この記事が良いと思った方はクリックしてね にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.11.05 21:00:15
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