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2018.06.12
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カテゴリ:カテゴリ未分類
この本はだいぶ前に刊行された本ですが、自分は上・中・下の文庫本をようやく今日読み終えて一息ついているところです。

「項羽と劉邦」については司馬遷の『史記』以来いろんな人が書いていますが、ここまで詳しく書いている人も少ないのではないか。数少ない資料にはない部分を筆者の卓越した想像力でもっておおいに補って、魅力ある文章に仕立てている。筆者の中国文化等に対する解説もおおいに参考になる。

「鴻門の会」や「背水の陣」等の有名な話も出てくる。

本来武カで圧倒的に強い項羽が関中、中原を制覇する可能性が強かったが、連戦連敗の戦に弱い劉邦が何故中華帝国を築くことができたのか。自分の弱さを補いうる優秀な部下に支えられたからに他ならない。

後半、戦に圧倒的に強い韓信(劉邦の武将) は項羽、劉邦をしのぐ巨大な第三の勢力に成長するが、劉邦の部下、蕭何の計略にかかり長安で殺害される。

項羽も劉邦も特異な人間で、一個の人間として全面的に尊敬するのは難しいが、多数の部下を引きつける魅力を持った中国史でもまれにみる人物であった。項羽は敵軍を恐れさせる、戦に強い武将として。劉邦は自分を押し上げてくれる有能な部下を見つけるのがうまい人物として。

別に自分は項羽、劉邦とは何の関係もないが、登上する人物の浮き沈みを読んで、人生とは、身の振り方、回りの自分に対する処遇の仕方などに想いを馳せていた。

この種の中国の歴史(小説)ものは、自己の身の振り方を考えさせる良き材料ともなる。






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Last updated  2018.06.12 12:36:25
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