カテゴリ:株式投資
![]() 決算書の暗号を解け!を読みました。 著者の勝間和代さんが優秀な会計士である事が この一冊を読んだだけで分かりますね。 難解と言われる会計分析の内容を 分かりやすくストーリーを立てて解説されています。 色々なダメ会社の決算書をピックアップして、 具体的に『ここが怪しい』と指摘されてある辺りは 読みやすく説得力もありました。 全体を通しての感想ですが、 粉飾会計とは損益計算書だけを取り繕う事が多く、 結局は投資家がそこだけをみてPERを計算して 割安・割高を判断する場合が多すぎたり、 成長を期待し過ぎている投資家が多い為に この様な事が行われるのだと思いました。 会計発生高や注記事項の読み方など 色々なチェックポイントを挙げられていましたが、 結局の所、粉飾に騙されない為には 極力キャッシュフロー計算書から先に見て 損益計算書は後の確認に留めて置くくらいにしておけば 大間違いは無いと感じました。 そして改めて会計の面から見て、急成長株投資の危険性や PERを使用する事の危険性を再認識させられましたね。 キャッシュフローをあまり見ずに PERを多用している内は株で損するばっかりだと この本を読めば十分理解出来ますよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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