カテゴリ:株式投資
上昇相場では
必ずそのシンボルとなる様な トップランナーが出現し、 その株が崩壊すると 相場そのものも崩壊するという 理屈では説明出来ない 理外の理があります。 これは私の推測ですが、 バブル相場では 信用取引が活発になるのは当然で、 こういった銘柄が 信用バリバリの投機家の間で 組み込まれている確率が非常に高く、 トップランナーが崩れると 逆回転を起こしてドミノ倒しの様に 全ての株を引きこんで 『売りが売りを呼ぶ展開』 になるからだと思っています。 ITバブル時ではヤフー、光通信。 2006年ではライブドア、 アーバンコーポレーション、 ダヴィンチ・アドバイザーズ。 バリュー投資家はそういうバブル株を 敬遠するために軽視しがちですが、 だからこそこういった銘柄には 注目する必要があると私は思います。 現状ではトップランナーが何かと言われれば、 間違いなくガンホー(3765)でしょう。 バイオ系銘柄も 異常なほど割高なのは事実ですが、 時価総額の大きさから言っても ヤフー掲示板の書き込みの多さから言っても トップランナーである事は間違いありません。 そのトップランナーであるガンホーが、 昨日・今日の午前と暴落しておりました。 今日は後場から持ち直したものの、 もはや加速度的な利益成長が無い限り 説明のつかない時価総額になっている所に 第一四半期決算発表で 利益成長の鈍化が鮮明となったため、 買い手不在になる確率が 非常に高くなっている状況です。 そもそもパズドラにも いつかは皆飽きが来るのは確実なので 次々ヒット作を輩出する必要がありますが、 実際に毎年パズドラ級のヒット作を 生み出すのは至難の業です。 テクニカル的な反発を繰り返しながら ジリジリ下がって行く 展開になるかも知れません。 そうなると今後の日本株の上昇にとって 大きな足枷となる事は必定で、 年内は少し様子見でも良い気がしてきました。 猛烈な金融緩和下では 株価上昇するのは当たり前なのですが、 中国クラッシュのリスク、 来年の証券税率引き上げ問題などもあって 暫くは上がっても下がっても どっちに転んでも良いようにしておきます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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