|
カテゴリ:旅
久しぶりのアル・ケッチャーノ。
ココ2年ぐらいでものすごく有名になってしまったようで予約がなければ入れない店になってしまいましたね。オーナーシェフの奥田さんがメディアに出まくって、有名になってしまったようです。遠方からのたくさん客が来ているようで、庄内なのに庄内弁が店内から聞こえず、標準語だらけの店になっておりました。 本日のメニュー エボ鯛の造り(イタリア料理で造りはないが、カルパッチョでもマリネでもなく、、、なんだろう) ふぐのリゾット スモークチキンのパスタ ノドグロの煮魚 藤沢かぶと庄内豚の網焼き デザートプレート の6品でありました。 ワインには店員さんのお勧めでラッツィオ産のフラスカティ・スーペリオーレ(白)、アブルッツォ産モンテブルチアーノダブルッツォ(赤)をいただきました。 ココのパスタは抜群にうまい。 オレはスパゲッティとかあまり好きじゃないのだが(家ではたまに作るが、パスタはおやつみたいだし、外で食べるようなものではないと思っている)アル・ケッチャーノのパスタはまた食べてもいいなぁと思う唯一の店。(私が知っている絶対的な店の数が少なすぎるからなのかもしれないが) パスタなんてどこでそんなに差がつくものかと思うのだが、うまいんだよなぁ。 全体的に素材の味を前面に出そうとしているのは分かる。 だがそれが薄味一辺倒になってしまっているのが残念。 もう少しコースの中で強弱があっても良い気がする。 また、無理やり地の物を使おうという感じがあるから幅が制限されている気がするんですけど、それは人の好みですからね。 メインの豚肉はあえて脂っ気の無いところを選んでいるのかもしれないが、パサパサしていて豚の味がしなかった。 以前食ったいのしし肉は旨かったけど、今回のメインはちょっと物足りませんでした。 また、反省点としては旨いものを食うときにはお酒は飲まないほうが良い!! せめて食前酒の一杯にしておくべきですね。 せっかくのおいしいメシが、どうでも良くなってしまうから。 今回もワインを3杯ぐらい飲んだあとは、舌が馬鹿になってしまって料理がおろそかになってしまいましたから。。。 トータル的には金額以上の質であると思う。 次はパスタだけでもよいかなぁ。 というか予約しなければ入れない店というのはちょっと俺には厳しい。 「あっ!食いたい」と思ったときにフラッと食べにいける店が良いのに。 地元の人が少ない気がするのも気になったところ。 遠方からの客が来なくなったときに支えるのが地元客なのだから。 店を大きくして失敗するのが典型的な飲食店の失敗例。 アル・ケッチャーノにはそうならないよう、おいしいものをリーズナブルに提供してくれる地元客が集う店になってほしいものだ。 そしてほろ酔い気分で、少々、話を振りすぎた私にかまってくれた店員さん。 どうもその節はお世話になりまして。。。ごめんのぉ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[旅] カテゴリの最新記事
|