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テーマ:住宅コラム(1789)
カテゴリ:まちづくり
先日の京都見学の際、旧明倫小学校を見学してきました。 明治2年(1869年)に下京第三番組小学校として開校した明倫小学校は、平成5年(1993年に124年の歴史をもって閉校しました。 明倫小学校―その名は、石門心学の心学道場「明倫舎」を校舎にあてたことに由来します。 錦小路通りには門の跡が残されています。古くより呉服問屋で栄え、釜師や画家も暮らした明倫学区。文化への関心、教育への熱意も強く、子どもたちへのあたたかい想いによって「明倫小学校」は育まれてきました。 昭和6年(1931年)には、大改築を経て現在の校舎となりました。当時では最先端の鉄骨建築です。京都市営繕課によるデザインで、赤みを帯びたクリーム色の外壁と、スぺイン風屋根瓦のオレンジ色、雨樋の緑青色が、温かみのある雰囲気を醸し出しています。明倫学区には祇園祭の山鉾町の多くが含まれていることもあり、建物の正面は祇園祭の山鉾を模したといわれています。 趣のある講堂や、格天井の見事な78畳の大広間、屋上に建つ和室などの特徴的な部屋の他にも、階段の手すりや外壁の装飾、丸窓など、そこかしこに見所があります。 京都芸術センター開設に伴う改修は、その姿をほぼそのまま残して実施されました。 講堂・大広間・和室「明倫」、制作室として使用している教室などは、イべントで開放している際にしかご覧いただけませんが、図書室や喫茶スぺース、廊下を巡るだけでも、明倫小学校の雰囲気を充分に楽しんでいただけることでしょう。 学区に暮らす方々が、長い年月大切に育ててこられたこの「明倫小学校」は、今も「京都芸術センター」として、たくさんの人々が学び、創造し、憩う場として開かれています。 喫茶ではお昼に牛すじ煮込みカレーをいただきました。美味しかったです。(^з^)-♪ 古い建物が活かされていて良い雰囲気ですね。 【Facebookページ】日々、多くの住まい情報を発信しています。 【タグチホーム】岐阜県各務原市の耐震省エネリフォーム施工事例が満載! 【さくら事務所ホームインスペクション東海】沸かし住宅診断や耐震診断、フラット35適合証明qなど情報掲載! j お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016年07月17日 07時06分20秒
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