はじめてのブックオフ
出張から帰ってくる時の暇潰し用に本を買おうと思い、出張先でブックオフに行った。なんとなく、古本というものには抵抗があったので、ずっと本は新書を買っていた。よって、ブックオフに行ったのは今日が初。ビックリした。まさにピンキリ。すっげー安いという認識があったけれども、800円とかする本があったので、ちょっと意外な感じもした。結局、買ったのは、非常に懐かしい本を2冊。・灰谷健次郎『天の瞳 幼年編1』(新潮社)・佐藤正午『永遠の1/2』(集英社)灰谷健次郎はなんとなく好きで、チラホラと読んでいたのだけれども、この『天の瞳』は読んでいなかったので、即買い。新潮社のハードカバー1,600円(税込)がなんと105円(税込)。灰谷健次郎が105円…。ブックオフは、なんという罰当たりなことを…。しかも、新潮社のハードカバーって、既に絶版。私が買ったのは初版本ではなく10刷だったが、なんか得した気分(^^)佐藤正午の『永遠の1/2』は、1987年に時任三郎、大竹しのぶ、中嶋朋子が出演した映画の原作です。1987年と言えば、14歳。中学2年~3年生の頃。17年前のことか…、と妙に懐かしくなって買いました。こっちもハードカバー(第四刷)980円が105円(税込)。この頃は、まだ消費税が導入される前だったのかな?カバーには「税」の文字が無い(^_^;)大学時代の友人とその嫁が本屋で働いているので、欲しい本はその夫妻にお願いしてました。社員割引で2割引だったので、良い方法を見付けたわいと思っていたのですが、ブックオフはそれ以上だった…。1,200円~1,500円くらいの本が800円とかだった。ブックオフはすっげー安いというイメージがあったので、最初見た時は「ブックオフで800円=ボッタクリ」的イメージが湧いたが、冷静に考えれば本が安く買えるってのはすげーことです。大学生協以来の出来事でした(^^)ああいう業態(新古本でしたっけ?)は、著者や出版社泣かせらしいですが、消費者にとっては極めて魅力的でした。と今更になって気付きました。