世の中は広い
ちょっと面白い予想をする人に出会った。勿論、予想とは競馬の話。明日(24日)の函館競馬の予想を聞いてみた。●函館2回4日目 第9R 函館記念(G3・芝2000m)馬単9-1、9-2、1-2、9-11、1-11、9-10が本線。押さえるならば、9-5、9-7、9-6、1-10、1-5、1-7。金が余ってるなら、1-6、9-3、1-3、9-12、9-4、2-11まで。す、すげー。馬単とは言え、18点も買うのか…。す、すげー。アタマの9番って、どんな馬かと思えば、ハギノハイグレイドか。斤量55kgは良いとして、牡の9歳馬か…。馬齢表記が変更される前だったら、10歳馬じゃねぇか。確かに、忘れた頃に突っ込んでくる馬だが、この歳で走るのか?しかも、函館は右回りの競馬場。この馬、右回りの芝レースでの成績は、0-0-0-3(4着以下が3回のみ)。何を根拠に、こんな馬から買うのかなー。玉砕覚悟の特攻野郎なんだろうか?それとも、なんかネタを持っているのだろうか?す、すげー。買い目のオッズも桁違いだ。最後の2-11こそ20倍だが、それ以外は全て100倍を超えてるっ。9-7なんて、前売りオッズで1,428倍だ。1,428倍ってすげーな…。当たったら、100円が142,800円だ。っつーか、本線1点目の9-1って、1,375倍だ。当たったら、100円が137,500円だ。1,000円買っていて当たったら、1,375,000円だ(←当たり前だが)。個人的には、買うとしたら10番マチカネメニモミヨか11番ワイルドスナイパーだなぁ。9番ハギノハイグレイドは買えねぇなぁ…。もし、これで当たったら、来週からは是非とも参考にして買ってみよう。世の中は広い。「なんで、そんなことを知っているの?」という人は結構いるものだ。以前、「競馬の達人」としか言いようの無い人を知っていた(今は行方不明だが)。彼が「この馬だっ!」と言った馬は、必ずと言って良いほど1着に来た。そして、その予想をレースの何時間も前に言ってくれるのだからたまらない。信者だった私は買いまくったもんです。でも、今はどこにいるのやら…。もう一人、万馬券野郎がいた。こちらの彼は、情報を買っていたクチで、馬を見る眼があった訳ではない。そして、1日に買うレースは、たったの1レース。勝率は6割~6割5分と、上記の彼に比べれば劣ったが、なにせ獲るレースは万馬券~5万馬券ばっかり。当然、払い戻しは500~600万円という、「マジですか?」と言う人だった。1,200万円の払い戻しを受けたこともあるらしい(これは私は見ていないが、600万円の時はこの眼で見た)。当然、私も尻馬に乗っていたが、今は連絡が取れない(というか、疎遠になってしまって今更、連絡を取れない…(T_T))。彼の情報源は、ヤー公だったという噂だったが、あんまり知ってしまうと後が困るので、詳しくは聞かないようにしていた。そういう人達がいることを考えると、もしかすると、私は今回、また「馬券師」という金鉱脈をブチ当てたのかもしれない。「馬券下手+ラクして金儲けがしたい私」にとっては、彼が、特攻精神溢れるクレイジー野郎でないことを祈るばかりだ…。しかし、予想にノッてみることもせずに、ホンモノかキチガイかを見極めようとする私も非常にセコいな…(^_^;)「いや、それは堅実なだけだ」と自己弁護してみるが、「まがい物でなければ、来週からはノッてみよう」と考えているところに堅実性は全く見付けられない。嗚呼。この自己矛盾が堪らないっ。【追記】コレを見て、バカ正直に買わないで下さいね。責任持てませんから。情報源が、ダイヤなのか単なる炭素なのかの見極めがまだ付いてませんから。自己責任で買う、というのであれば止めませんが。