テーマ:英語教育(26)
カテゴリ:英語関係
皆様こんにちは。
一応、英語関係にもBlog登録しているにもかかわらず、 ロードバイクの記事しかないとは何事か! というお叱りを受けるまえに英語関係の記事を 前職で5教科教えていたとはいっても、やはり専門で英語を教えることが多かった私。そこでは、今も昔も同様に、 「日本から出なきゃ英語必要ねぇし」 という言葉が。やっぱり勉強やりたくないよねぇ~(笑) ってことで、お決まりの言い訳ですね。今回は、これについて考えてみましょう。 さて早速結論から言ってしまいますが、 必要です(笑) (*´Д`) 世界において日本は積極的に海外とのかかわりあいを持っていますし、当然世界中でビジネスをする会社もたくさんあります。さて、本当に一生日本から出ないで仕事を続けていけますか? また海外から日本を訪れる外国人も観光客だけではなく、ビジネスで滞在する方もいます。日本語と片言の多言語でビジネスできますか? グローバル化なんて物が今後も加速していくことが予想される中、英語が話せないと海外どころか日本国内ですら仕事ができないなんてことも予想されます。 他にも「いやいや、翻訳ソフトだって進歩してるし、いざとなったら通訳雇えばいいでしょ」、っていう子もいるかもしれませんね。たしかに翻訳ソフトや通訳システムの発達により言語の壁は確かに壊れつつあります。 ですが、翻訳ソフトや同時通訳アプリでとっさの場面や、専門用語、正確な知識が必要な業務上の複雑な動作、手順をどこまで正確に翻訳できるのかは疑問が残ります。 そして一番問題なのが「翻訳・通訳を雇えばいい」という考え方。結構危険で、英語が苦手な人だけでなく、英語が得意な人にも見られる考えです。企業にとって無駄な出費以外の何物でもありません。 従業員2人の企業が、急に海外の取引先から誰か来るから、という事態ならアリでしょうが、もしもある程度の企業が何かしらのプロジェクトのたびに英語ができる人を臨時で雇うとしたら、そのような企業としてのビジョンを見通していなかった人事担当の怠慢と言って良いでしょう。 人事担当はこのような未来を見通して、英語もできる優秀な人材を雇っておくべきだったからです。単純に追加の人材に支払う報酬分ほかのところに回せますからね。毎度毎度通訳や翻訳を雇っているほどお金があれば別なのですが…。 そして、この「英語もできる人材」というのが、これからのビジネスのカギになっていくと考えています。これはもちろんほかの言語に関しても同じことが言えます。 優秀だけど英語ができない でもなく、 英語だけはできる でもない、 普段の業務でも成果を出し、必要な時は言語の問題もクリアできる。今の社会ではこのような人こそ企業の必要としている人材です。普段の業務における成果の出し方には、問題解決能力やコミュニケーション能力、判断能力であったりするでしょう。これらにおいてはまた別の機会に書くことができれば、と思いますが。 というわけで、まとめておくと、いまや英語力というステータスには、以前ほどのプレミアムはないと考えられます。というより、必須能力の一部になった、と思った方がよいでしょう。つまり、持っていることによって恩恵が受けられる時代から、持っていないと不利益を被る時代になってしまったわけですね。 いやぁ、いやな時代になったものです (*´ω`*) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.12.05 22:29:26
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