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パクス・ジャポニカ Vol.2

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2013/07/20
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幕末の甲州裏街道(青梅街道)を舞台にした中里介山の大長編小説「大菩薩峠」、青梅街道最大の難所でもあった、その大菩薩峠に行ってみました。


今回は上日川峠をスタートして、大菩薩峠から大菩薩嶺をめぐって、再び上日川峠に戻ってくる周回ルートです。

大菩薩峠上日川峠 (500x375).jpg
スタート地点の上日川峠
標高1,600mとありますが、厳密には1,590mです。


大菩薩嶺 (640x481).jpg
今回のルート


周回ルートなのでクルマにしてもよかったのですが、上日川峠の駐車場が少なそうなのと、下山してからビールが飲めないので、電車で行くことにしました。

手元のガイド「関東の山ベスト100」によると、最寄駅は中央本線の塩山駅となっており、塩山駅から上日川峠まではタクシー利用(約5,500円)となっています。

さすがにタクシーは気が引けるので、バス便を探していると、塩山駅から裂石までのバス便があり、裂石から上日川峠までは徒歩で約2時間の登りになっていました。

さらに探してみると、塩山駅の手前にある甲斐大和駅からタクシー会社の運営するバス便があり、甲斐大和駅から上日川峠まで行けるようでした。(45分、片道1,000円)

甲斐大和駅から上日川峠までのバスは、法事で親戚が乗るみたいな小さなバスでしたが、いきなり上日川峠からスタートできたのは大きなアドバンテージです。
大菩薩峠ロッジ長兵衛 (2) (500x375).jpg
上日川峠のロッジ長兵衛


ところで手元のガイドブックのコース評価では、
「技術★☆☆☆ 体力★☆☆☆」の「入門向」となっていました。
(入門向・初級・中級・上級の4段階評価です)

個人的にはナビゲーションが不得意(すなわち方向音痴)なので、ここで地形図を読む練習をしてみようと思っていました。
(国土地理院1/25,000地形図→こちら)

地形図上ではロッジ長兵衛からずっと林道を行き、林道の終点から大菩薩峠への登山道となることになっていましたが、いきなり林道から分岐する登山道がありました。
大菩薩峠登山道入口 (2) (500x375).jpg
後でわかったことですが、この登山道は福ちゃん荘まで林道に並走していました。


ロッジ長兵衛から福ちゃん荘までは約1km、標準コースタイムでは30分の道のりでしたが、快調に飛ばして20分で福ちゃん荘に到着しました。

大菩薩峠福ちゃん荘 (500x375).jpg
福ちゃん荘
ほうとうや川魚料理、山菜料理などがあり、値段もお手頃です。


福ちゃん荘の先で、大菩薩嶺(唐松尾根経由)と大菩薩嶺(大菩薩峠経由)の分岐になっています。
大菩薩峠唐松尾根分岐 (2) (500x375).jpg
再びここに戻って来るので、どちらから行ってもいいのですが、三角形の一辺を行くか、二辺を通るかの違いがあります。

唐松尾根経由は大菩薩嶺(雷岩)への直登ルートとなっており、最初に一気に登りたい場合は唐松尾根経由がよいのですが、今回は大菩薩峠を経由することにしました。


福ちゃん荘からは再び林道を行き、林道の終点から大菩薩峠への登山道が始まっていました。
大菩薩峠林道終点 (500x375).jpg
大菩薩峠の尾根を越えるのはこの道だけなので、もしかしたらこれが旧青梅街道でしょうか。


林道終点からは樹林帯の斜面を登るようになりましたが、樹林帯を抜けて視界が開けてくると、尾根上には「介山荘」の建物が見えてきました。
大菩薩峠介山荘 (500x375).jpg

介山荘の先に開けた場所があり、ここが大菩薩峠です。
大菩薩峠 (500x375).jpg
大菩薩峠(標高1,897m)
大菩薩嶺にはよく霧が出るそうですが、その先のピークがガスっていたのが気になりました。

大菩薩峠介山荘 (3) (500x375).jpg
大菩薩峠から見た介山荘
大菩薩峠には中里介山の文学碑もありました。

平地では太陽が照りつけていたのですが、山の上は視界が悪く、雲の合間に南アルプスがわずかに見える程度でした。


大菩薩峠からはさらに尾根を伝って行き、その先に岩で覆われた親不知ノ頭のピークがありました。
大菩薩峠親不知ノ頭 (2) (500x375).jpg
親不知ノ頭

親不知ノ頭の先は鞍部になっており、「賽の河原」の名前があります。
大菩薩嶺賽の河原 (2) (500x375).jpg
実はここが旧青梅街道の大菩薩峠です。
これまで街道の峠越えをいくつか見てきましたが、「賽の河原」の名前も納得できるほど、難所すぎる気がします。

賽の河原の鞍部を越えると再び稜線を上がり、今度は大菩薩嶺を目指して行きました。





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最終更新日  2018/03/22 09:20:58 PM
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