テーマ:パソコンの調子が悪い(969)
カテゴリ:パソコン
![]() データ用に使っていた外付けHDD,LaCie Big Disk 300966Jが壊れた。数週間前から,何度もシークしようとして失敗しているような異音がしていて,これは寿命が近そうだとラトック製リムーバブルケースに慌ててバックアップした。容量が足らなくなったのでこのWestern Digital WD5000AACSを新たに買ってSA-35TRA-LGに入れて使い,ようやくバックアップが完了したところでとうとう認識されなくなった。危ないところだった。しかし,使い始めて1年も経たずに故障とはさすがに早すぎる。デザインは気に入っていたのだが・・・ ![]() とりあえず分解してみた。もったいないので,使えそうならSA-35TRA-LGに入れてリムーバブルHDDとして活用しようと思ったので。シールをはがしネジを2つはずすだけで,このように簡単にスライドさせて中身を取り出すことができた。シンプルながらこのあたりのデザインも秀逸。 ![]() ![]() 取り出した中身。右は裏面。HDは裏面のネジを取るだけで簡単に取り外すことができた。プラスチックの外装を無理やり引きはがさなければならなかったI-O DATA HDZ-UE1.0TSとは大違いだ。使われていたHDはSeagateのBarracuda 7200.10で型番はST3500830A。別のメーカーのHDでも容量が同じなら外付けHDケースとして再び使えるかも(未確認)。 2台のST3500830Aをそれぞれ三刀流男組2+裸族の鎧でPCに繋ぎHD Tuneでチェックしてみたが,エラーは検出されなかった。中のHDではなく外側のケースのチップが壊れていたのだろうか。いずれにしてもラトックで有効利用できそうで一安心。 せっかくなので,この機会にWindowsを再インストールしてクリーンな状態にしてやろうと思った。あるソフト単体ではなく,Windows全体が何となく挙動不審になってきた感じがしていたので。また,OSは2台のHDをRAID0で繋げたドライブに入れていたが,今回の件でHD故障の怖さを改めて感じ,OSを入れなおしてRAIDを解除したくなった。加えて,自分でメモリやCPU,サウンドカードを換装・増設してはいたが,一応メーカー製であり再セットアップ用DVDも作ってあるので,自作PCよりは簡単に実行できるだろうという思いもあった。 しかし,結果としては予想よりも大幅に手間取ることになってしまった。一番の盲点は,私のValuestar Xの再セットアップ用DVDでは,RAIDを解除した上でOSを再インストールすることができなかったこと。説明書には再セットアップ用DVDを用いることでRAID構成を変更することができると書かれており,私はその記述からRAIDを解除して1台のHDにOSをインストールすることも可能だと思っていたのだが,結局それは無理のようだった。RAID0,RAID1,RAID5,RAID10には変更することができるが,RAIDそのものをやめることはできなかった。こんなことならRAIDなしモデルにしておくんだった・・・ もちろん再セットアップ用DVDを使わなければ,RAIDを解除して再インストールすることはできる。しかし私はWindows XPのOSを単体では持っていないため,そうなると手持ちのWindows 2000を入れるしか選択肢がなくなってしまう。XPの起動の速さに慣れた身には2000の起動の遅さはやはり辛いし,対応していないソフトもあるだろう。 結局,HDを最大4つ搭載できるValuestar XにRAID1構成のHD2台と,データ用にWestern Digitalの1TBのHDWD10EACSを1台載せることにした。今まで内蔵は2台だけだったので発熱が心配だったが,幸いWD10EACSは回転数が可変なためかだいたい40度以下で安定しているようだ。RAIDを構築していなければHD Tuneなどで温度がわかるのも安心感がある。 しかしWindows Updateから始まり,OSの細かいカスタマイズ,様々なソフトのインストールや設定を行い,元の状態に戻すのにはやはり時間がかかる。あらかじめAcronis True Imageなどで丸ごとバックアップしておけば楽だったのかもしれないが,そうすると不具合のある箇所もいっしょにバックアップしてしまいそうで嫌だし,何か良い方法はないものだろうか・・・ 10万円以下パソコン特集:激安ノートPC、デスクトップPCが勢揃い! デジもの探検隊:ハイテクWATCH特集 【楽天トラベル】ANA楽パック(航空券+宿泊)ダイナミックパッケージで自由自在 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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