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Takuro Yamashita "dairy" @blog

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2006.11.08
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カテゴリ:研究、勉強関連
江戸時代の研究について、とりあえず小作制度をやろうということに決めました。
小作料が収穫に対してどのように決まるのか、ということについて、
標準的なモラル・ハザードの理論は次のことを予測しています。
(以下では簡単化のため、小作料yは収穫xに対して線形、
つまりy=ax+bの形で決まると仮定します。
言い換えれば、小作人の取り分は(1-a)x-bとなります)

1.収穫の分散が大きくなるほど、aは0に近づく。
2.小作人のリスク回避度が低下する、またはリスクへの耐性が強くなるほど、aは1に近づく。
3.リスク回避度が小作人の所得に従って低下すると仮定すると、所得が高いほどaが1に近づく、と言い換えられます。
4.契約解消時の、小作人の外部機会(日雇い労働の賃金など)が大きいほど、aが1に近づき、bが大きくなる。

bの値も重要ですが、余剰の分配に関連するaの値は特に重要なので、
モラル・ハザードのモデルを実証する場合はaの値の決まり方に特に着目します。

……が、しかし!!!
何冊江戸時代の本を借りてみても、aの値についてのデータが得られないでいます。
得られるのは、言うなれば「xが平均的だったときのyの値」についてのデータで、
これはaE(x)+bということです。
せめてもう少し、例えば「y=0(年貢免除)となるxの値」とか分かれば、
そこからa,bを無理やり解けなくもないんですけどね。

「このデータがあれば終わりなのに!」というところで行き詰るのって、
「この式が解ければ終わりなのに!」というよりもたちが悪いように思います。
後者の場合はもう少し簡単な式が出るようモデルを修正するなど、妥協が利きますが、
前者の場合は妥協も何も、データを見つけるか、あきらめて一から出直すか、
2つに1つしかないわけで……。

というわけで、ここ2日江戸時代について考えている夢を見ております。
昨日は功名が辻っぽい雰囲気の中で年貢の計算をしてました。
ここは一体どこだ……。





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Last updated  2006.11.09 17:55:46
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