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カテゴリ:’10秋ドラマ
第6話の視聴率は、前回の21.1%より少し下がって、20.5%でした。 20%台をキープして良かったです♪
厚生労働省に麻薬取締部(通称:「麻取(まとり)」)ってあったんですね。 知りませんでした。 警察の組対5課と薬物捜査がだぶっているようですが、麻取は潜入捜査ができるそうです。 麻取は、二見会に1年前から内偵捜査していたそうです。 その一斉摘発寸前に角田課長が率いる組対5課が一斉摘発してしまいました。 その上、一人、銃で殺害された人がいて・・・ この殺された鎌田が、実は麻取の潜入捜査官でした。 撃ったのは後藤でしたが、銃の暴発だと証言。 鎌田のミスで、二見会の人達は、鎌田が麻取の捜査官だと知っていました。 鎌田がばれたので、協力者の後藤もばれてしまうかもしれない。 丁度、後藤が鎌田の見張りになったので、一緒に逃げようと、後藤は言いました。 でも、鎌田は自分のミスで、折角の1年間の命を張った捜査を無駄にしたくなかったので、逃げるどころか、後藤の銃を自分の胸に向け、撃たせました。 それで、後藤が裏切り者でないと思わせるために・・・ それが後藤の供述でした。 でも、それだと自殺ほう助です。
麻取は、それは嫌がりました。 「銃の暴発事故」として、無難に処理したいと思いました。 組織を守るために、麻取の失敗を公にしたくありませんでした。 そして、後藤の身を守るためにも。 後藤が協力者だったと公表されると、出所後、二見会に狙われる可能性があります。 今の法律では、そういう人を警察が守る法律はありません。 それでも、右京さんはそれは法律を変えて守るべきであって、この件は正しい罪状で送検されるべきだと言いました。 尊は、法律を変えるなんて、いつできるか分からないと言い、もうこの辺でいいではありませんかと、右京さんに妥協するよう言いました。 でも、右京さんは妥協しませんでした。
皆が「銃の暴発」で、無難に処理しようとしているのを右京さん一人が反対して、邪魔している感じでした(汗) 結局、右京さんは勝てなくて、「銃の暴発事故」として、「業務上過失致死」と容疑は確定しました。 後藤の容疑は、薬物と銃刀法違反と過失致死。 それで本人も納得しているとのこと。
一方、死んだ鎌田さんは、二見会の構成員として、一介のヤクザとして終わらせられてしまうそうです。 なんだか、「SPEC」を思い出しました。 潜入捜査官って辛いですね。 家族のいないような人が選ばれるそうですが(涙)
後藤の追加の供述が取れたそうです。 「私が弾を入れた弾倉を拳銃に込めている最中、鎌田健作がふざけて銃を奪い取ろうとして暴発」とのことでした。 「私もね、自殺ではなく、暴発事故にしてやりたい。そう思ったんです」と、三浦が言いましたが、それが皆の気持ちだったような気がします。
右京さんの言うことも尤もなんですが、今現在、法律の不備で後藤を守れないので、右京さんの言う通りにするのは、後藤が気の毒な気がします。
尊も麻取の協力をして、麻取が協力者に薬物を提出していた証拠映像を消しました。
最後、「花の里」で、右京さんと尊があって、尊が右京さんを裏切ったことを謝りました。 尊「すみませんでした。 でも、僕は自分のしたことを間違っていたとは思っていません」 右京「君のしたことをとやかく言うつもりはありません。 ですが、罪を取り替えて償うことなど、決してできない。 僕は今でもそう思っています」
2人が相棒とはいえ、自分自身を持っていて、意見が違った時は、妥協しないということが分かりました。 それも素晴らしいと思います(^^) どちらの意見も尤もで、どちらが正しいとも言い切れないような気がして・・・ もし、薫ちゃんだったら、右京さんに従っていたと思います(^^;) その点、尊は部下ですが、対等ですね(^^) 問題を投げかけてくれた話題作だったと思います。
角田課長の「空振りばかりしてたら、麻取だって事業仕分けの対象になってしまう。仕事は、うちとかぶってるんだからな」というセリフが、一番面白かったです(笑) だからこそ、余計に彼らも組織を守りたくて必死だったのでしょう。 今回は、久しぶりに真面目に仕事をしている角田課長を見れて良かったです♪ 今までいつも「ヒマか?」と言って特命係へ来て、ヒマそうでしたが、今回はちゃんと仕事をしていました(^^)
次回は、「9時から10時まで」。 午後9時から1時間、捜査がリアルタイムで進むそうです。 「24」みたいですね。 楽しみです♪(^^)
【視聴率推移とレビューリンク】 (関東地区) [第1話]17.7% [第2話]19.6% [第3話]18.4% [第4話]20.2% [第5話]21.1% [第6話]20.5%
【第6話粗筋】 (公式HPより) 右京(水谷豊)と尊(及川光博)は、角田課長(山西惇)率いる組対5課と、薬物を違法に流している二見会の一斉摘発に参加。が、事務所から男の射殺体が発見された。組員たちが殺人について黙秘する中、厚生労働省の麻薬取締部、通称「麻取」の五月女課長(尾美としのり)が、自分たちも内偵していた二見会の送検を手伝わせてほしいと言ってきた。見返りに薬物の入手ルートなど貴重な情報を、という条件に上層部も承諾する。一方、右京らは、薬物を買った人間が検挙の情報を事前に得ていたかのように逃亡したことを知る。さらに麻取が取り調べを行った翌日、突然、組員たちは死んだ男は銃の暴発が原因だった、と口を揃えて証言・・・。右京と尊が暴く薬物売買摘発の裏に隠された衝撃の真実とは? ゲスト:尾美としのり 脚本:櫻井武晴
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>20%台をキープして良かったです♪
まだまだ好調のようですね。 このまま高水準を維持していって欲しいところです。 今回は警察内部の“ドロドロ”が良く描かれていました。 ラストは何とも言えなく・・・(汗) スッキリさせないのも「相棒」らしいです。 (2010年12月02日 19時19分17秒)
「杉下の正義は、時に暴走するよ。」。第6シーズンの最終回で小野田官房長が亀山に警告するように言った言葉ですが、まさにそのとおりになりかけた事件でした。
私は今シーズンになってから、右京さんの正義への価値観が心配になっていました。先々月に放映された「顔のない男」で、被害者の細君でもある事件の黒幕の元政界要人の娘から「夫は政治家という仕事を嫌っていました」と聞かされた右京さんが、「正義感の強い人だったんですね。」と語った場面。私は自分の耳を疑いました。なぜ政治家嫌いが強い正義感とイコールになるのかと。いくら腹黒い権力者と渡り合ってきたとはいえ、この言葉はいかにも左翼的ですね。 それにこの回では「人の命と引き換えにしていいものはない」と言い切った右京さんが、今回の麻取事件では情報屋を勤めていたヤクザの身を危険に晒すことまでして、真相を暴こうとしてしています。いったいどうしてしまったのでしょうか。 (2010年12月02日 21時46分28秒)
前回が、ホンワカしたお話しだったので
(それも好きです、原田龍二さんのキャラは、やっぱり好き)、 今回は、考えさせられるドロドロしたテーマだったから緩急ついてて好きだなと。 私は、やっぱり右京さんの考えに賛成派だから、 うーん、うーん、と、うなりながら観てました。 やはり国家権力組織が情的なもので支配されると、 全ての秩序が乱れるので、尊達の考えもわかるけど。 それは・・・ と、思ってしまいました。 だけど、右京さん一人じゃ組織には敵わない… そういうところも相棒らしくて好きです^^ (2010年12月03日 05時36分10秒)
相棒はオイラの母親も毎週楽しみに見てますよー!
あの人気の秘密は何なんだろう~ネ?? 意外に,尊(ミッチー)が貢献している気がしてならない・・・・w (2010年12月03日 15時09分33秒)
BROOKさん
>>20%台をキープして良かったです♪ > >まだまだ好調のようですね。 >このまま高水準を維持していって欲しいところです。 そうですね。 このまま、突っ走って欲しいです(^^) >今回は警察内部の“ドロドロ”が良く描かれていました。 >ラストは何とも言えなく・・・(汗) >スッキリさせないのも「相棒」らしいです。 はい。 前回とはうって変わって、ドロドロですっきりしませんでしたね(汗) でも、そういうパターンも「相棒」らしいですね(^^) (2010年12月03日 22時15分17秒)
古畑さん
> 「杉下の正義は、時に暴走するよ。」。第6シーズンの最終回で小野田官房長が亀山に警告するように言った言葉ですが、まさにそのとおりになりかけた事件でした。 > 私は今シーズンになってから、右京さんの正義への価値観が心配になっていました。先々月に放映された「顔のない男」で、被害者の細君でもある事件の黒幕の元政界要人の娘から「夫は政治家という仕事を嫌っていました」と聞かされた右京さんが、「正義感の強い人だったんですね。」と語った場面。私は自分の耳を疑いました。なぜ政治家嫌いが強い正義感とイコールになるのかと。いくら腹黒い権力者と渡り合ってきたとはいえ、この言葉はいかにも左翼的ですね。 > それにこの回では「人の命と引き換えにしていいものはない」と言い切った右京さんが、今回の麻取事件では情報屋を勤めていたヤクザの身を危険に晒すことまでして、真相を暴こうとしてしています。いったいどうしてしまったのでしょうか。 ----- 私は、その回の「人の命と引き換えにしていいものはない」と言い切ったセリフが引っかかりました。 今回の方が、まだ法を守るということで、右京さんの言い分にも納得できるところはありました。 でも、両方を比べると、後藤を守れないので、「命と引き換えにしていいものはない」のセリフに反しますね。 その場、その場で自分に都合のいいように正義を振りかざしているようにもとれなくもないですね(汗) とにかく、右京さんも人間なので、完璧ではないのかもしれません(^^) 融通が利かない堅物で、自分の信念を通すという個性なのかも?(^^;) (2010年12月03日 22時26分43秒)
めぐ。さん
>前回が、ホンワカしたお話しだったので >(それも好きです、原田龍二さんのキャラは、やっぱり好き)、 >今回は、考えさせられるドロドロしたテーマだったから緩急ついてて好きだなと。 そうですね。 両方あっての「相棒」ですね(^^) 私も両方、好きです♪(^^) >私は、やっぱり右京さんの考えに賛成派だから、 >うーん、うーん、と、うなりながら観てました。 >やはり国家権力組織が情的なもので支配されると、 >全ての秩序が乱れるので、尊達の考えもわかるけど。 >それは・・・ >と、思ってしまいました。 >だけど、右京さん一人じゃ組織には敵わない… >そういうところも相棒らしくて好きです^^ ----- なるほど☆ 右京さんの考えに賛成派ですか。 今回は、意見の分かれるところでしょう(汗) 後藤は可哀想ですが、麻取の組織を守るために罪状を変えるのはよくないことだと思います。 後藤の存在がなければ、右京さんが正しいと、視聴者の意見が一致したのでしょうけれど(^^;) そうさせずに、ドロドロにしたところが、「相棒」らしいかもしれませんね。 (2010年12月03日 22時32分56秒)
たっく。さん
>相棒はオイラの母親も毎週楽しみに見てますよー! >あの人気の秘密は何なんだろう~ネ?? >意外に,尊(ミッチー)が貢献している気がしてならない・・・・w ----- ミッチーは私も好きです♪(^^) 相棒が、寺脇康文さんの時から人気がありましたが、ミッチーに変わって、更に、パワーアップしたような気がします♪(^^) (2010年12月03日 22時38分53秒)
視聴率が20%超えているのが納得できるストーリーでした。
僕の中で、今回が、9期の最高傑作になりそうな気がします。 ちなみに、杉下と五月女、どちらも正しいし、どちらも正しくないと思う。 どちらかというと、杉下に賛成派かな。 今回のストーリーに関しては、こういう結末でよかったと思うけど、 警察の独自の判断で事件を改ざんしてしまうというのはちょっと怖い気がします。 いろいろな感想をブログで拝見しますが、 それだけ視聴者を惹きつけるストーリーになっているということなのでしょうね。 (2010年12月04日 04時57分45秒)
まっつーさん
>視聴率が20%超えているのが納得できるストーリーでした。 >僕の中で、今回が、9期の最高傑作になりそうな気がします。 >ちなみに、杉下と五月女、どちらも正しいし、どちらも正しくないと思う。 >どちらかというと、杉下に賛成派かな。 >今回のストーリーに関しては、こういう結末でよかったと思うけど、 >警察の独自の判断で事件を改ざんしてしまうというのはちょっと怖い気がします。 >いろいろな感想をブログで拝見しますが、 >それだけ視聴者を惹きつけるストーリーになっているということなのでしょうね。 ----- 今回が9期の最高傑作と思われましたか?! すごいですね。 確かに良かったですが、私は前回の軽い話の方が好きです♪ どちらも相棒っぽいと思います(^^) 確かに、警察の独自の判断で事件を改ざんしてしまうというのはちょっと怖い気がしますが、後藤も守って欲しいです。 それで意見が分かれて、余計に記憶に残るかもしれません(^^;) (2010年12月05日 09時11分58秒)
今回の相棒、個人的には普天間移設問題も思い浮かべました。政府や役人が長い年月をかけて不満が多々ありながらもまとめた最善の案を、鳩山前首相が個人的な価値観でごたごたにしてしまったように、右京さんが己の正義感という己の価値観から、警察上層部や麻取が組織や関係者のためにまとめた最善の事項をかき回したといった感じがしなくもないです。「相棒」なりの意外な世相の取り上げでしょうか。
確かに、右京さんの行動は警察官としての立場上間違っていると非難するものでもありませんが、全体的な面では、私は神戸さんや警察幹部のやり方に賛成したいと思います。 もはや麻薬犯罪の捜査は、これまでの手法を曲げても追いつかないような深刻なもの。芸能界においても、去年には酒井法子、押尾学が薬物絡みで逮捕。今年に入ってからも、中村耕一、清水健太郎、田原成貴、田代まさしと薬物犯暦のある著名人たちが続々と逮捕され、依存の恐ろしさも物語りました。それだけに、簡単には決められないと思います。 (2010年12月05日 17時10分07秒)
古畑さん
> 今回の相棒、個人的には普天間移設問題も思い浮かべました。政府や役人が長い年月をかけて不満が多々ありながらもまとめた最善の案を、鳩山前首相が個人的な価値観でごたごたにしてしまったように、右京さんが己の正義感という己の価値観から、警察上層部や麻取が組織や関係者のためにまとめた最善の事項をかき回したといった感じがしなくもないです。「相棒」なりの意外な世相の取り上げでしょうか。 > 確かに、右京さんの行動は警察官としての立場上間違っていると非難するものでもありませんが、全体的な面では、私は神戸さんや警察幹部のやり方に賛成したいと思います。 > もはや麻薬犯罪の捜査は、これまでの手法を曲げても追いつかないような深刻なもの。芸能界においても、去年には酒井法子、押尾学が薬物絡みで逮捕。今年に入ってからも、中村耕一、清水健太郎、田原成貴、田代まさしと薬物犯暦のある著名人たちが続々と逮捕され、依存の恐ろしさも物語りました。それだけに、簡単には決められないと思います。 ----- なるほど、神戸に賛成ですか。 確かに、麻薬捜査は正攻法では難しい面もあるので、囮捜査も必要悪かもしれませんね(^^;) 自分の意見を主張するのも大事ですが、上が決めたことに従うのも組織の一員として、必要かもしれませんね(^^) (2010年12月05日 23時19分37秒) |